■夫なしでは生きられない状態に
「夫との生活に慣れ過ぎたせいか、たまにひとりで家にいるとなんだか怖くなるように。その上、ひとりで行動することにも不安になってしまい、ダメな人間になっているなと思うことも多いです。独身の頃は一人旅にも行っていたけど、今は夫がいないと無理」(30歳/結婚4年目)
■義両親の存在が夫婦の会話に影響
「結婚当初は夫と2人暮らしでしたが、子供が生まれたのを機に義両親と同居。義両親はいい人たちなんですけど、夫とのコミュニケーションが取りにくくなったと感じています。言いたいことがあっても、義両親の前では言えないこともあるし、自分たちの部屋で話していても、『もし義両親に聞こえていたら嫌だな』と……」(31歳/結婚4年目)
■夫の悪い癖が目につく
「夫は、歯磨き粉や整髪料など、あらゆる容器のキャップを絶対に閉めないんです。一度使ったら開けたまま。数秒もかからずに閉められるのになぜそのままにするのかわからないし、倒れたらこぼれてしまうものもあるのに……。何度も注意したんですが本人は直す気がないようで、それが目につくのがすごくストレス。こういうのが『生活習慣が合わない』ってことなのかなと思います」(32歳/結婚2年目)
元は他人の2人が結婚し、自分の時間を削ってまでお互いに妥協点を見つけながら暮らしていくのはなかなか大変なことです。そんな時に「自由だった独り身に戻りたい」と思うこともあるでしょうが、いざそうなると孤独を感じてしまうことも。逆に一人暮らしが寂しくて誰かと暮らしても、「やっぱりひとりのほうが気楽」と思ったり。結局、どんな生活をしていても、生きていく上での不満や不安はついて回るものなのかもしれません。
(リオネル・メシ子)
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