吉本興業に所属する芸人・楽しんごが窮地に立たされている。「ドドスコスコスコ、ラブ注入」のフレーズがウケて2009年に大ブレイクしたオネエキャラ芸人だったが、その『素顔』が暴かれつつあるのだ。
そもそも、乙女な芸風とはうってかわって、普段は「チャラい男」だというのはよく知られた話。2010年に楽しんごのトークライブで流された『素のしんご』という映像は、芸をしていない日常の姿をコンセプトに撮られたもので、一応は『創作ドキュメント』と銘打っているが、そこにうつっているのは、女性に卑猥な言葉を言わせようとしたり、高橋真麻を思い切りバカにしたり、物を投げつけたりと、「かなり感じの悪い暴力的な男」だった。
さらに、今年一月、フリーアナウンサーの千野志麻が死亡事故を起こしたことを受けて、Twitterで「チノパンがかわいそう」とつぶやき炎上。その後、不謹慎だなどの指摘があったため当該発言を削除したものの、「反省しなキャッツ」「しんご反省しまちゅ」「僕はゴミしんごです」などと、いかにもふざけている文言を次々投下。時期を同じくして、かつて相方だったすぎはら美里が、自身のブログに
「楽しんごは私の大事な友人に拉致暴行し、全治2週間の怪我を負わせた。友人はPTSDに苦しみ通院した。今は私も楽しんごと縁を切っている。人としてもう有り得ない」
などと記したことで、楽しんごのイメージは一気にダーティなものに。
そして8月末、「フライデー」(講談社)が楽しんごによる元付き人男性への暴力行為を報じ、現在発売中の「アサヒ芸能」(徳間書店)でも元付き人が楽しんごの暴行を告発し、さらに過熱している。
糞尿飲食強要の恐怖
「アサヒ芸能」で報じられている内容は、イビリというよりも完全なる暴力。楽しんごの鼻くそやおしっこ、大便を、無理やり飲食させられたり、6リットルの水をイッキ飲みさせられたというから、その趣味の人でなければ全然楽しくない。楽しんごは「おしっこを飲んでもらうのが夢」と語り、付き人が失敗したのをチャンスとばかりに飲尿を強要。また、タッパーに自身の大便を保管しており、付き人が別のミスを犯した際に「これを食べたら許してやる」と強引に大便を口に突っ込んだという。
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