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モジモジ俳優・山田孝之の意外な「女子力」と面倒くささ

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山田孝之

『BARFOUT! 216 山田孝之』幻冬舎

 日本テレビで毎週土曜日の23時から放送されている『心ゆさぶれ!先輩ROCK YOU』は、毎回様々な業界で活躍する人々をゲストに招き、“本日の先輩”と称してそのゲストたちの考えや歩んで来た道などの骨太な話を聞きながら、その人柄に迫るという、トークバラエティ番組である。MC役には若手イケメン俳優の大東駿介と、個性派若手女優の木南晴夏。そして、ややご意見番的に二人をサポートする役目を果たしているのは、同局朝のワイドショー番組『スッキリ!!』の顔としてお馴染みの加藤浩次という、年代も個性もバラバラな三人が絶妙なチームワークでお送りしている。

 9月21日の放送で“本日の先輩”としてゲストにやって来たのは、昨今、カメレオン俳優としても評価の高い、演技派俳優の山田孝之であった。山田は同日に公開された新作主演映画『凶悪』(日活)の番宣任務を引っさげて番組を訪れていた。トーク番組やバラエティ番組などの出演時によく見受けられる、演技の仕事以外の時は、とたんに伏し目がちでどこを見ているのか分からず、引っ込み思案で暗そうな青年になるパターンで、山田は今回もゲスト席に佇んでいた。

 ただ、ドラマや映画などで共演したことのある俳優仲間の大東(映画『クローズZERO』東宝)や木南(『勇者ヨシヒコと魔王の城』テレビ東京系)がMCということで、段々とリラックスしてきたのか、この日はいつもとは違った「自分のことをわりと流暢に話す山田孝之」を見ることができたのだ。

かなり面倒くさそうな男

 来年、初舞台でミュージカル『フル・モンティ』(山田は男性ストリッパーの役柄)に登板することになった山田。ストリッパー役ということに興味津々なMCたちが、マッ裸になることに抵抗がないのかと質問すると、山田は「ケツはもう、別に映画でも何回か出したことあります」と平然と語り、自分のお尻に自信があるのかストリッパー役への躊躇は無さそうなご様子。

 実際には、自分のお尻に特に自信があるわけでは無いらしいのだが「作品の中で役としてやるならマッパもいとわない」ということだそうだ。なるほど、自分じゃない誰かになることによって、裸になるという羞恥心などは掻き消されてしまうのだ。トークはいつもモジモジしている感じだが、演技に関してはなんとも潔い!

 加藤に「初舞台でマッパはキツイでしょ~!」と、なぜ初舞台にこの作品を選んだのか聞かれると、山田は「人から期待されたことはやりたくなくて……」と語り出した。

「やるんだったら小さいハコ(劇場)で、すごい面白いような話をやるのか」
「でっかいとこ(劇場)でバカげたことをやるのか」

 という両極端のパターンのどちらかを希望していたそうだ。俳優仲間たちとそんな初舞台話をしていたら「山田孝之初舞台構想」が、当の本人のテンションを置いてけぼりにして、本格的に周りが盛り上がっていったらしい。そんな風に俳優仲間たちに初舞台を“期待された”ので、自分的にはイヤになってしまい、その時の初舞台話はおジャンになったそうだ。出たっ! あまのじゃく~! “期待されると逃げるの図”である。恋愛で言うところの“追いかけられると逃げたくなる”ってのと一緒の類だろうか? 彼の初舞台についていろいろと真剣に考えてくれたお仲間さんたち、ほんとご苦労様だわ~……。

 そんな山田の“期待されると逃げちゃう”癖を聞いて、加藤が「ちょっと待って! な~に~それ~!」「盛り上がったならやろうよ!」と異を唱えると、「盛り上がったから無いんです!」とキッパリ拒否しちゃう山田なのであった。なんとも面倒くさそうな人である。

 なんでも、初映画も初ドラマも初舞台も、山田にとってみれば別に種類が違うというだけで自分の気持ち的には変わらないものであるそうだ。けれど、あえて一般的な役者が意気込みそうな“初舞台”というものをいきなりミュージカルで、しかも『フル・モンティ』をやるという、本人的に「実にバカげている」ことをやることで、自分の中で初舞台へのGOサインが出たらしい。ちょうど、運営者側からオファーされた時期とその時の自分の心境とのタイミングがバッチリ合ったようだ。これを初舞台に選ぶということを「誰も想像してなかっただろうな」と、ほくそ笑みながら話す“あまのじゃく山田”なのであった。

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テレ川ビノ子

テレビが大好き過ぎて、頼まれてもいないのに勝手にテレビを全般的に応援しています。おもしろテレビ万歳!

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