そういうわけで、最近の私はラブホに泊まらないのですが、男性に「ごめん、先に帰るね!」と伝えると高確率で冗談だと思われます。「ははーん、ロリルミは俺がかまってあげないから寂しくなってそんなこと言ってるんだな~」といった感じで。しかし、私が服を着てさっさと帰り支度を始めると、「えっ、マジで?」と驚かれるのが大半で、「起きたらもう1回セックスするからとりあえず一緒に寝ようよ」と言う人も。ただ、私がしたいのは寝起きのセックスではなく、これから朝までの継続したセックスだし、その“一緒に寝る→おはようセックス”ができないから帰るのです。中には眠い目をこすりながら「なら俺も一緒に出る」と言ってくれる人もいて、本当に申し訳ない気持ちになります。一緒にラブホを出たいワケじゃないし、眠いのなら眠っていてもらって構わないのですが……。
でも、実際のところ「ラブホにひとり取り残される」ってどうなんでしょう。ドラマや漫画では「ホテルで朝目覚めると、一緒に眠ったはずの相手はおらず、『昨日は楽しかったです』などと書かれた置手紙が残されている」といったシーンがありますが、現実にそれが起こったら呆然としてしまいそうです。私は置手紙方式ではなく、相手に「帰る」と告げて了承してもらった上で帰っていますが……。
そこで先日、過去に5回ほどラブホに一緒に行ったものの、そのうち3回は取り残してきたセフレに、それについてどう思うかを聞いてみました。すると、「女性にそんなことされたの初めてだったから驚いたけど、ひとりで広々としたベッドで寝れて気持ちよかった」「俺もヤッてすぐ寝ちゃって申し訳なかったし、別に問題ないと思う」との回答が。私本人に聞かれたということで、すべてが本音かはわかりませんが、一応セフレ関係が崩壊するようなネガティブな事態ではなかったようです。
私みたいに「すぐ帰るくせに宿泊プランでも入室するヤツ」がいるから、休日前のラブホははなから宿泊しかできないようにするのかな……。
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