一方、同じく43歳で子持ちの女優・高岡早紀もInstagramを開設しているが、松雪のそれとは実に対照的だ。被写体は風景、仕事中の舞台裏、花、手作りご飯、自撮り。松雪との違いと言えば、旅先での様子や子供の姿やお弁当がプラスされている程度だ。しかし、そのどれもが表情豊かで、加工は施しているもののくすみやシワがしっかりと写っているものばかり。その上で、松雪同様「美人すぎる」とのコメントで溢れているのだ。
高岡といえば、数々の浮名を流し「魔性の女」と称されることもあるが、シワを寄せてくしゃっと笑ったり、変顔写真を投稿したりと、自然体を表現した写真を見るに、魔性かどうかはわからないがモテないわけがない、と同性ながらに納得し好感を持てた。
人となりやプライベートが垣間見える芸能人SNS。余計なお世話だが、世間での自身のイメージと投稿内容にギャップが生じる際は、その良し悪しを考えてから始めたほうが良いだろう。筆者は少なくとも松雪泰子は始めないほうが良かったし、白壁と同化してしまうほど肌を白飛びさせなくて良かった、と思う。
(夏木バリ)
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