恋愛・セックス

女子会の功罪――女同士で消耗するの、やめませんか

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Photo by Domitille Parent from Flickr

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「スカッとした」

職場の同僚との女子会帰りに、駐輪場にあったオートバイのカバーに火をつけた女性(31)のニュースは、被害が甚大だったわけではないわりに妙に印象的だった。彼女は「飲み会で恋愛の話になった」「別れた交際相手のことを思い出すなどしてイライラが募った」「火をつけると多少スカッとした」と話しているという。

女子会で何があったのか、そして彼女の心がどう動いたのかは分からない。でも、どんなに女子会が辛かろうと昔の彼を思い出して切なくなろうと、放火をストレス解消法にするのはさすがに飛躍しすぎだ。常軌を逸している。

せめてポテチ一気食いとか、ひとりカラオケとか、ぬいぐるみをサンドバッグにするとか(物騒ですが)、何か他に無かったんだろうか。愚痴れる友達はいなかったのだろうか。彼女の日常はずいぶん孤独なものだったのかなぁ、と同い年なこともあって、つい思いを馳せてしまう。

それにしても、端緒になったのが女子会というのが、なんともイマっぽい。「部署の飲み会で男性上司にセクハラされて」とか「お局様にイヤミを言われて」とかではなく、女子会。本来楽しいはずのものがストレス爆発の引き金になるなんて、なんとも皮肉だ。

ここで今回の事件からは一旦離れて、女子会の功罪について考えてみる。

女子会って……、なに?

女子会――私は、28歳くらいから「女子」の響きが照れくさくて「婦人会」と呼んでいるのだけど、考えてみたら女子会の定義ってほとんどない。女性だけで集まること、以上。

メディアが作り出したのか、女子会には少し「オシャレ」要素のあるイベントのイメージがついている。女性ファッション誌には毎月どこかに「今夜は女子会! オシャレに厳しい女友達の視線を楽々クリアする最新ファッションで☆」などと書いてある。ちょっと洒落たお店で、トレンド最先端のファッションで、イタリアンやフレンチを食べながら恋や仕事の話をして、そして欠かせないのが写真撮影とSNSへのアップロード。女子会のステレオタイプといえば、こんなところだろう。

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