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「男である自分を抹消しようとした」Men’s egg出身のトランスジェンダー・MiZUKI氏が女性から男性に変わるまで

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ランチタイムの新宿二丁目。待ち合わせの時間にちょこっと遅れてやってきたEXILE系イケメンが、もともと女性として生まれてきたなんて誰も気付かないでしょう。

彼の名前は「MiZUKI」。1988年生まれの彼は、以前「みずきち」という名前で雑誌『Men’s egg』(大洋図書)モデルを務めていた元ギャル男。イベントプロデュースやDJなどで活躍する傍ら、テレビなどにも多数出演し、メディアでもトランスジェンダーをカミングアウトしています。さらにLGBTについて大学で講演をしたり、WEB関連の会社の代表も務めている凄腕社長なのです。そんな彼が女性から男性になっていった経緯とは……。早速お伺いしてきました!

――いつ頃から自分の性別に違和感を覚えていましたか?

MiZUKI:物心ついた3歳頃から男性になりたいという夢を持ち始めていました。ディズニーのアニメを見ても「プリンセスになりたい」ではなく、男目線で「プリンセス可愛い」って思ったり。通っていた幼稚園には制服があったんですけど、女の子用を着るのがすごく嫌でギャン泣きしたり。フリフリのやつとか本当に嫌でした。

あと【将来なりたいもの】というテーマで絵を描かなきゃいけない時に、ハーレーに乗ってるワイルドなバイカーを描きたかったんですけど、「変に思われたら嫌だな」という羞恥心があったので、ケーキ屋さんを描いたり(笑)。

――自分を偽っている感覚ですね。

MiZUKI:そうです。だから子供の頃はずっと男の子に混ざって遊んでたし、スカートとかも「絶対履かねー!」って決めてました。

――子供の頃「おとこおんなー!」なんて言われたりしませんでした?

MiZUKI:言われた、言われた! 超傷つきましたよ。今だったら「男なんだけど……何か?」って受け流せますけど、当時はその言葉自体がいじめワードっぽくて嫌だったんです。バカされてる気がして。

でも、そんなことを言われつつも、めっちゃ男にモテたんですよ(笑)。すでにボーイッシュな雰囲気だったんですけど可愛らしかったんでしょうね。まぁ、その男の子たちの恋は実らないんですがね(笑)。ちなみに、女の子に告白されたこともありますよ。

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谷川明日香

芸能経験を経てライフスタイル、美容の会社を設立。モテ男育成や婚活講座の講師や男性用コスメ「オールインワンメンズケア」をプロデュース。TVなどメディアでバイセクシャルをカミングアウトしている。

@t_asuka

Lagrangeオールインワンメンズケア

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