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病院で「うつの治療」をするのは怖い、という古い価値観に縛られていた

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大和彩

病気なりに、健康に暮らす。

プロジェクトYSJ 出張報告書【7】

 先日発足した「プロジェクトUSJ(夢子に精神科を受診させる)」の続きですうつ。これまでの報告については、こちらをご覧いただきたいうつ。

 前回、夢子にストレスが原因で起こる「ヒステリー球」の症状があるとわかったうつ。ヒステリー球はギリシャ時代から医学書に載っていて、むか~しから人間がわずらわされてきた症状なんだけど、古代ではなかなか独特な治療法が行われていたんだうつ。

夢子「面白そうだし、ギリシャ式治療法、試してみようかなあ♪」

うつりん「ギリシャ式じゃあ、現代人の夢子は治りゃしないうつよ。あの治療法は情報や教育の行き届いていない時代だからこそ、暗示の効果があったんだうつ。夢子は現代人らしく病院に行きなさいうつ」

夢子「私、『うつの治療』に病院行くのが、ちょっとおっかない……

うつりん「ふむふむうつ。夢子は現代人とはいえ、うつなどの心の病気に対して、日本の古い因習そのままの見方しかできていないのかもしれないうつね。夢子はうつに対しては、おばあちゃんやひいおばあちゃん世代の価値観を受けついでしまってるんだうつよ」

夢子「え~? どういう意味?」

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大和彩

米国の大学と美大を卒業後、日本で会社員に。しかし会社の倒産やリストラなどで次々職を失い貧困に陥いる。その状況をリアルタイムで発信したブログがきっかけとなり2013年6月より「messy」にて執筆活動を始める。著書『失職女子。 ~私がリストラされてから、生活保護を受給するまで(WAVE出版)』。現在はうつ、子宮内膜症、腫瘍、腰痛など闘病中。好きな食べ物は、熱いお茶。

『失職女子。 ~私がリストラされてから、生活保護を受給するまで(WAVE出版)』

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