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「不倫相手と一緒になりたい」と離婚を要求する夫たち。そのとき、妻は…

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Photo by Eneas De Troya from Flickr

 不倫報道が終わらない。「週刊文春」(文藝春秋)では小倉優子の夫で美容師の菊地勲氏が、馬越幸子の自宅へ通い不倫していたこと、「週刊新潮」(新潮社)では松任谷正隆と女性マネジャーの手つなぎ不倫疑惑を報じている。小町でも不倫相談はありあまっている。今回は、「夫が本気不倫で離婚を迫ってきた」というトピを2つ紹介したい。

「夫の浮気 離婚か、知らないふりか…」

  トピ主(30代後半・女性)は東京都心で働くワーキングマザー(正社員・年収700万円)。家族は夫と小学4年生の娘がひとり。昨年、急に夫が冷たく攻撃的な態度を取るようになり、離婚したいと言われた。しかし、それも数カ月経つと収まり、今では何事もなかったかのように生活しているのだという。

 最近になってようやく、夫の態度が冷たくなる1カ月ほど前に、一回り年下の女性に入れあげて、その女性と結婚するつもりでいたことが分かった。女性とは数カ月で破局したようだが、その後も女性をとっかえひっかえで、最初の女性も含めると、5~6人の女性と関係を持っていたらしく、しかもそのうち数名とは今でも続いているのだという。

 トピ主は証拠をつかんだため、離婚を進めるつもりでいたのだが、いま、悩んでいる。

「公立小学4年生の娘が、私立中学を目指していることと、近くに住む義両親が住んでいるマンションが私名義なのですが、離婚となると、今のマンションを出て、遠くに住みたいと言っていることがネックとなり、私さえ、夫の浮気を知らないふりを貫けば、娘も義両親も今までとなんら変わりのない暮らしができる状況です」

 最近の夫の態度はというと、「(本気ではない)ただの浮気のようで、私への暴言もなく、普通に生活しています。浮気相手と会うため、留守がちですが、お金はちゃんと家に入れてくれており、私は、娘と二人生活状態で、気楽に暮らしています」。トピ主は、浮気されていることへの不快感は持っているものの、不貞に気付いていることを夫に告げて、生活が変化してしまうことを恐れている。

 トピ主は正社員で長く働いており年収も700万円、子供ももう幼児ではないし離婚しても経済的には余裕綽々のような気がするが、「いつまでも年収700万を保てる保証はない」「都心で女手一つで娘を私立中学に行かせることができるのか?」と主に金銭的な問題から、離婚に踏み切るべきかどうか悩んでいる。また、トピ主実家は遠方にあるため、地元に帰るという選択肢はないのだという。このまま、娘がもう少し成長するまで夫の浮気を“知らないフリ”するか、いま離婚すべきか……という相談だ。

 コメントには様々な意見があがった。「すぐに離婚」「不倫相手に慰謝料請求」「心の中で離婚したと思い込めば良い」「実害がなければ、現実維持の方がメリットが高いのでこのまま続ける」などなど。悩ましい。夫がいまは“暴言を吐かない”状態のため現状維持の気持ちも残っているのだろうが、また本気不倫をしてトピ主に暴言を吐く日がくるかもしれない。娘が私立中学に進学したらそこから大学まで延々お金が必要になるし、義理の両親との関係は良好だし、う~ん、筆者だったら婚姻関係は継続しつつも義両親に夫の浮気のことを伝えて、夫に出て行ってもらうかもなあ。有責者である夫から離婚を要求されても受け入れなければいいし。とはいえ、それによって娘が不安定なメンタルになったり(そして受験に失敗したり)、義両親との関係が悪くなったりする懸念もある。

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ブログウォッチャー京子

1970年代生まれのライター。2年前に男児を出産。日課はインスタウォッチ。子供を寝かしつけながらうっかり自分も寝落ちしてしまうため、いつも明け方に目覚めて原稿を書いています。

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