メリー氏はこうして木村を思いとどまらせた静香のことを非常に気に入っており、「木村は本当にできた嫁をもらった」と称賛したとも伝えられている。木村は将来のジャニーズ幹部候補にステップアップしたとも。これを「内助の功」と見る向きも、あるのだろう。しかし一方で、木村は権力に擦り寄るせせこましい男のレッテルを貼られ、イメージダウンしてしまったことも事実だ。結果的に、キムタクブランドは崩壊したのである。
ただ、静香は有料制のオフィシャルモバイルファンクラブサイト「はい。工藤静香です。」のメールマガジンサービス、8月6日配信ぶんにて、『言いたい事を言わず何が何でも我慢するしかない時を十年以上も続けています』と意味深な言葉を綴った。もし一連の「静香の助言」報道が事実でないとするならば、堂々と否定していいのではないか。ジャニーズタレントの妻だからという理由で言いたいことを言わず我慢しているとしたら、彼女もまた、強権事務所の被害者だということになる。