韓国人男は見栄っぱりが多い。そのどれもこれもが、「嘘くさっ!」「どーでもいいわ!」とツッコミたくなる内容のオンパレードで、こっちがどんなに興味のなさそうな顔をしても、それでもめげずに見栄っぱりトークをやめようとしない彼ら。いや~あっぱれ!
今回紹介するのは、そんな韓国人男の見栄っぱりというか、嘘に振り回されたカヨさんの話。
「彼は私よりも3歳下でネットショップを運営する37歳。顔は三遊亭円楽を若くした感じ? 自称イケメンです(笑)」
円楽師匠似で、自称イケメン? そこ、めちゃくちゃツッコんで広げたいところだが、韓国恋愛マニアとしては、それ以上にほっとけないのが、「ネットショップ運営」という部分。これ、めちゃくちゃ匂いまっせ~。
だって韓国で「ネットショップを運営しててぇ……」と挨拶する男って、信用できないヤツが多いんだよね~。そういうのに騙されて泣かされた日本人女子、これまで何人見てきたことか。
「そのとおりです。私も泣かされました。最初はこんな人だなんて思わなかったんですよ。芸能人にも知り合いが多そうで、カッコよく見えたんです」
男の自慢話は嘘か誠か
カヨさんと円楽師匠似の韓国人男が出会ったのは、留学仲間に誘われて参加した日韓合コン。韓国留学をスタートさせたばかりのころで、韓国語があまり話せなかったカヨさんに、彼は日本語でやさしく話しかけてくれたそう。
「そのころの私は、日本語が話せるというだけで高ポイントでした。彼はネットショップを運営している以外にも、友人がやっている芸能事務所に投資しているとかで、芸能人の名前を何人かあげたり、『明日◯◯(人気俳優の名前)の誕生日会があるから一緒に来る?』ともいわれて、ついつい夢中になっちゃいました」
実際にはその「明日の誕生日会」には誘われなかったカヨさんだが、彼とは合コンから1週間後にふたりきりで飲みにいくことになった。
「シンチョン(=新村、ソウルの学生街)の日本風居酒屋に行ったんですが、このとき彼が着ていたのが“ソウル大”と書かれたスタジャン。彼は自称、ソウル大学※出身(笑)。もちろんこのときは信じていましたけど、絶対に嘘だと思います。洋服は韓国では買わず、日本、それも伊勢丹でしか買わないとか、リモワのスーツケースを5個持っているとか、レクサスが好きで最近も新車を購入したばかりとか……この日の彼も自分アピールが止まりませんでした」※韓国でナンバーワンの名門校
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