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三鷹女子高生殺人事件の顛末は”特殊な例”ではない…対彼氏でも決してやってはいけない唯一のこと

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photo by collective nouns from flickr

 10月8日の夕刻、一人の女子高校生が自宅で元交際相手と思われる男性に刺殺されるという痛ましい事件が起きた。事件が起こったのは東京都三鷹市の住宅街で、人通りのない地域でもなく、最寄駅からは徒歩200mほど。周囲は一時騒然とした。

 亡くなったのは、私立高3年の鈴木沙彩さん(18)。ほどなくして住所不詳、職業不詳の池永チャールストーマス容疑者(21)が逮捕された。鈴木さんは首や腹を刺されていたという。

 鈴木さんはこの日午前中に、ストーカー被害の相談のため警察署を訪れていた。相談を受けた署員はその場で池永容疑者の携帯電話に三回ほど電話をかけ警告しようとしたが、不通だったという。

 しかしこの事件は、まもなく意外な展開を見せることとなった。鈴木さんは芸能事務所に所属しタレント活動を行う若手女優であり、非常に可愛らしいルックスの女性。そんな彼女のあられもない姿を記録した写真と動画がネット上にUPされていることがわかり、2ちゃんねるやそのまとめサイト、Twitterなどで爆発的に情報が拡散されているのだ。彼女が自ら携帯電話のカメラで撮影した「自撮り写真」は数十点に及び、胸や股間を見せつけるような扇情的なショットの数々をそのまま掲載しているサイトまである。

「鈴木さんと容疑者はもともと恋愛関係にあり、その頃にこうした写真を自分で撮って彼氏に送っていたものと思われます。別れ話が出てから元カレである容疑者が腹いせに流出させたのか、あるいはこれら写真と動画をネットにUPされたことを知って鈴木さんが別れを切り出したのか、順序は不明ですが……。正直、他人事ではないなあと感じています。私が勤務している高校でも、女生徒が出会い系サイトで知り合った男に送った自撮りヌード写真が元で脅迫される事件がありましたから」(高校教員)

 局部など肉体の一部だけを撮って送ったものならまだ言い逃れできる可能性もなくはないが、顔まで鮮明に写っているヌード写真を他人に送信するのはいくらなんでも迂闊すぎる。

「出会い系などで知り合った赤の他人に対してだけでなく、たとえ大好きな彼氏に要求されたとしても、絶対にそういうことをしてはいけないと生徒には伝えました。今はラブラブでも、いつ嫌いになったり態度が豹変するかなんてわからないですよね。恋愛に夢中になっていると、その可能性が全く見えなくなってしまうので、とても危険なんです。こうやってネット上にばらまかれてしまえば、永久にその写真や動画は消えることがない。それを親や友人に送りつけられたらヤバイ……と考えることができればいいのですが、やはり恋愛中はそこまで考えが至らないんですよね……。私の彼はそんなことしないから大丈夫、と思ってしまうんです」(高校教員)

 新聞などによれば、被害者は「模範的な生徒」だったそうで、近所の住民たちも「一人娘で大切に育てられていた」「家庭も厳しく遊び歩くような子ではなかった」「素直で優しい子」と口をそろえる。しかしそうした「普通のいい子」であっても、こと恋愛の只中においては、判断力が鈍り、あとで後悔するような行動に出てしまうことがある。そのうえ彼女は幼い頃から芸能活動をしており、一般女性以上に自身の肖像には気を遣う立場だった。こうした写真を彼氏に送れば、別れを切り出したときに「バラまくぞ」と脅されかねないことくらいはわかっていたはずだ。それでも自制が効かなかったことは残念でならない。

 池永容疑者は被害者に対して相当強い恨みを抱いていたようで、彼女の高校の友人たちにLINEで「復讐してやる」とメッセージを送ったりもしていた。校内でも問題になり、担任や教頭が警察への相談を促したという。かつては恋人同士だったはずの関係がここまでこじれてしまった理由はわからないが、裸の写真を送るほど「好き」で信頼していた男性が、このように豹変してしまうこともあるのだ。この悲惨な事件からは、容疑者が異常人格者であるとか、被害者がよほどひどい仕打ちをしたためだとかの「特殊な一例」では決してないということを学ぶべきだろう。
(ヒポポ照子)

 

ヒポポ照子

東京で働くお母さんのひとり。大きなカバを見るのが好きです。

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