普段の敦子は、夏休みの宿題として自身も子供らと交換日記をつけるなどしたり、一緒にラジオ体操に行ったり、長男のクラスメイトとバーベキューをしたり……子育てだけでなく子供のお友達とその家族とも親しくしており、陽気でおおらかなママの印象を与える。また6年目となる恒例の家族キャンプの様子も綴っているがここに「子供たちも、私も、1年間、この日々があるから、頑張れる(音符マーク)みたいな、リセット期間です」とある。「私たち」でないところ、嘉邦不在のキャンプなのだろうか。だとしても、彼女の夏休みの記事はどれも非常にパワフルでいきいきとしており、気力体力ともに充実した女性であることを感じさせる。
料理もすごい。料理自慢のママタレは多いが、今のところ小倉優子が評価の高さでトップだろう。だが実用的かつ美味しそうかつ栄養面も見栄えも良い食卓づくりでは、堂珍敦子が小倉を凌ぐかもしれない。ある日の晩ご飯は「豚ステーキに、茄子の煮浸しにアンチョビキャベツに、南瓜の煮付け、バジルポテトに、オクラと豆腐のお味噌汁」と品数も量も多くしかも美味しそう、なのに冷蔵庫の残り物を一掃しただけと謙遜。やめられないという夜食のレシピを公開する記事ではフォーと卵かけご飯が登場。どちらもシンプルなメニューのはずなのにひと手間かけてあって、とても美味しそうである。
かつて離婚直前だった時期の亜希(元・清原亜希・47)のブログにも、夫は全く登場していなかった。ただ、たとえば辻希美と杉浦太陽のように、双方のブログでラブラブアピールをしまくるタレント夫婦もいれば、極力、配偶者の気配を悟られまいと努めるタレントもおり、事務所の方針や本人のポリシーで配偶者をブログに登場させないケースも考えられる。概して「ブログでこうだから、こうだ」とは言えない。
少なくともこうしたブログ記事から見えるのは、堂珍一家は、幼児から小学生まで実に明るく楽しげだということだ。
(ブログウォッチャー京子)
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