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生命保険は必要? ファイナンシャルおねえさんが考える「ちょっと変わった」理由

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こんにちは。ファイナンシャルおねえさんこと、ファイナンシャルプランナーで社会保険労務士の川部紀子です。

社会人になると、どこからともなく現れる保険屋さん。たとえ保険屋さんが現れなくても、テレビCMや新聞広告、街で見かける来店型の保険ショップ、スマホやPCを開いたら出てくる広告、カタログに付いているチラシ、フリーペーパーの広告、さらには保険と関係ないような会社からの郵便物……この国には、あちらこちらに保険会社や保険代理店による保険の情報が散りばめられています。

そうした広告をみているうちに、「入った方がいいのかな?」「入らないとダメなのかな?」考えてしまう瞬間がしばしばあるのはごくフツーの感覚だと思います。

というわけで、今回のテーマは「生命保険の“考え方”」です。今回は保険に入っていない独身者を想定していますが、既に加入されている方や既婚の方でも参考になる部分があると思います。人生の支出のうち大きな割合を占めると言われている生命保険料。この機会に考えてみてくださいね!

ズバリ結論!生命保険に入るべき

生命保険に関して、ファイナンシャルプランナー(以下FP)などのお金業界には、極端に分けて2つの考え方があります。

1つは、生命保険不要論。理由は、以前の記事で書いた健康保険など公的な医療保険の給付(傷病手当金、高額療養費)や障害年金、遺族年金で十分だろう、というもの。また、保険料には手数料のようなものが含まれているので、必要以上にお金がかかるという指摘や、みんな長生きする(早死にしない)し、そんなに入院なんてしない、という確率の話などがあげられます。

もう1つは、生命保険推奨論。理由の大半は、生命保険を推奨するファイナンシャルプランナー(FP)には、「保険屋さん」もいるためです。そういう方は、表に資格名として「ファイナンシャルプランナー」と、裏には保険会社の名前が入っている名刺を持っていたり、FPと保険屋さんの名刺を使い分けている方が多いです。「保険屋さん」ですから、保険販売をして契約をゲットしようとするのは当然です。

2つの考え方を紹介した上で、私は「生命保険は必要」と考えています。念のため申し上げておくと、私は保険の販売は一切やっていません。

「生命保険は必要」といっても、公的な保険や年金といった給付もありますから、まずはその内容をおさえておきましょう。健康保険、厚生年金に入っている会社員であれば、「公的な給付で十分かも~!」という考え方を土台にした上で、保険に加入することを検討してください。

なお、個人事業主、フリーランスであれば、「公的な給付だけでは会社員に手当ての厚さで負ける~!」を土台にしてください。その上で、不安要素を補うために生命保険を検討しましょう。

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川部紀子

1973年北海道生まれ。ファイナンシャルプランナー(CFP® 1級FP技能士)・社会保険労務士。大手生命保険会社のセールスレディとして8年間勤務。その間、父ががんに罹り障害者の母を残し他界。親友3人といとこも他界。自身もがんの疑いで入院。母の介護認定を機に27歳にしてバリアフリーマンションを購入。生死とお金に翻弄される20代を過ごし、生きるためのお金と知識の必要性を痛感する。保険以外の知識も広めるべくFPとして30歳で起業。後に社労士資格も取得し、現在「FP・社労士事務所川部商店」代表。お金に関するキャリアは20年を超えた。セミナーに力を入れており講師依頼は年間約200回。受講者も3万人超。テレビ、ラジオ、新聞等メディア出演も多数。

twitter:@kawabenoriko

サイト:FP・社労士事務所 川部商店 川部紀子】

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