「ジャンヌの活動休止が思ったより長引いているのは、ABCが“売れすぎてしまっている”という点もありますね。ABCは一応yasuのソロという体ですが、サポートメンバーをほぼ固定して、バンドのような活動をしています。メイクは後期のジャンヌよりも派手で、楽曲の歌詞も過激でV系ファンにとっては嬉しいこと尽くし。セールスに関しては今一番売れているV系といっても過言ではないほど順調です。正直yasuにとってはジャンヌを復活させるメリットはあまりないんですよね……」(同)
ジャンヌはyasuと他メンバーの意識の差から不仲になり、活動休止にいたったと噂されている。その中でもyasuとベースのka-yuに確執があったというのが定説だ。
「V系にこだわりたいyasuと、V系から脱却したい他メンバー……などとも言われましたね。ABCはそんなyasuの願いを体現したかのようなプロジェクトであるので、そう噂されるのも無理はありません。ABCが完全に軌道に乗ってからはジャンヌファンも諦め気味で、『解散なら解散って言ってくれ』という声も上がっていたほど、関係性の修復は不可能と思われていました。ですが、2014年のABCライブの関係者席に『ka-yuがいた!』との情報から、ジャンヌ復活に希望が出始めました。また、2015年頃からABCのライブのMCでyasuがka-yuの名前を出していたとの情報も多々あります。そして2016年はジャンヌ20周年の年。今年に何か発表があるのでは、とファンの期待は高まっています」(同)
時期的にもう年内のライブは厳しいだろうが、果たしてジャンヌとしての動きは今年のうちに見られるのだろうか。ABCのほぼ固定されているサポートメンバーにはLa’cryma ChristiのHIROやSIAM SHADEの淳士など、解散と再結成を経験している者もいるし、ジャンヌも再始動してくれれば……期待は止まない。確かにジャンヌが復活したのならチケットは争奪戦となること確実のため「チケット高額転売の反対表明」は必要であろう。今回の声明は、フラグなのだろうか。
(プラント)
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