恋愛・セックス

アラサー婚活地獄巡り。焦った私に寄ってきたのは、一人残らず『妖怪男』

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『妖怪男ウォッチ』(宝島社)

『妖怪男ウォッチ』(宝島社)

「まずは君が落ち着け」

この夏、大熱狂を巻き起こした映画『シン・ゴジラ』の中の名台詞。この言葉を7年前の自分にかけてやりたい……と、9月14日に発売された、ぱぷりこさんの著書『妖怪男ウォッチ』(宝島社)を読みながら、遠い目をして思った。

7年前、私は絶賛婚活中であった。20代前半を一緒に過ごした恋人に突然ふられ、茫然自失になり、数カ月間の引きこもり期間を経た後、「もう絶対結婚する。しかも元彼より経済力のある男と結婚して見返してやる!」と決意し、怒濤の婚活期間に突入した。やると決めたら徹底的にやりたくなる性格なので、毎週のように合コンに参加し、婚活パーティー(もちろん男性の収入要件つき)にも足を運び、そこで連絡先を交換した男性と食事に行った。1週間で3人と食事に行ったこともあるし、ある土曜日なんてランチ・お茶・ディナーで3件こなしてヘトヘトになった(一見効率が良いようで、疲れて判断力が鈍るのでおすすめしない)。

そうやってかなり真剣に取り組んだはずなのに、いまいち「これだ」と思う人と出会えない。というか、びっくりするほど変な男性にばかり遭遇するのだ。

変な男の資料集!? 恋愛認知行動療法本!? 『妖怪男ウォッチ』(宝島社)

その頃の記憶がまざまざと甦るきっかけになったのが、先述の『妖怪男ウォッチ』。人気ブロガーぱぷりこさんの、初の著書だ。タイトルにあるように、ありとあらゆる種類の「妖怪男(=女を不幸にする男)」の生態を紹介している。本書では、妖怪男を“異なるルールや価値観を持っていて理解の範疇を超える男、他者を利用して傷つけて厄災をもたらす男”と定義しており、『妖怪の章』で“コンサル男”“自称ロジカル男”“セフレ牧場経営男”など17種類の妖怪男について解説している。

これが、めちゃくちゃ面白い! 「あぁ、いるいるこういう男!」とケラケラ笑いながら読み進めるのだが、自分が遭遇したことのあるタイプのページになると、一転、あまりの的確さに過去のこととはいえ胃が痛くなる。後半では『退散の章』として、どうすれば妖怪男に深入りすることを避けられるかも書かれているので、恋愛に関するちょっとした認知行動療法を受けている気分だ。

この本を読みながら思い出した、私が婚活中に出会った「びっくりするほど変な男」から、特に印象深かった3人を紹介しよう。

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