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映画『SCOOP!』惨敗、脱皮できない福山雅治の凋落

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『SCOOP!』 オフィシャルサイトより

『SCOOP!』 オフィシャルサイトより

 俳優・福山雅治が主役を演じる映画『SCOOP!』が10月1日に封切られた。芸能界最大の独身貴族だったものの、2015年に女優・吹石一恵と結婚。結婚後初の月9ドラマ『ラブソング』(フジテレビ系)は期待を裏切る低視聴率を記録し、自宅へのストーカー侵入、コンサートでスタッフが怪我を負うなど、暗い話題が相次いでしまっている福山は、この作品に賭けているともいわれる。しかし初動は、伸び悩んだ。

 トップ3に入ることは確実と見られていたが、公開からオープニング2日時点でのランキングは4位スタートという残念な結果に。動員数はオープニング2日間で12万7,000人、興収は1億5,600万円程度。これは、福山主演で最終興収32億円の映画『そして父になる』のオープング興行収入の約半分、『SCOOP!』を監督した大根仁監督作品で最終興収17.6億円の『バクマン。』に比べても6割程度。大物俳優の福山と、『モテキ』や『バクマン。』などのヒット作を生み出してきた大根仁監督が初めてタッグを組むということで、テレビおよび週刊誌を最大限駆使した大規模宣伝をおこなったものの、初週は惨敗してしまったようだ。

 映画のあらすじはというと、凄腕カメラマンの都城静(福山)は、かつて数々の伝説的スクープをものにしていたが、今は芸能スキャンダル専門のパパラッチとして自堕落な毎日を過ごしている。この人物像がもうステレオタイプで古臭いのだが、ひょんなことから新人記者の行川野火(二階堂ふみ)とコンビを組むことになり、独占スクープを連発していくというサクセスストーリーだ。内容自体は可もなく不可もなく無難な物語であるが、この作品で何よりも福山に期待されたのは「意外性」、つまりこれまで築き上げてきた福山像を「いかにうまく裏切るか」だったように思う。

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週刊SCOOP!2016年10月30日号 (SPA!(スパ)臨時増刊)