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「股間いじり」「裸でローションまみれ」でBPO審議入り。とんねるず・石橋貴明はお笑いゾンビか

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TBS『オール芸人お笑い謝肉祭'16秋』より

TBS『オール芸人お笑い謝肉祭’16秋』より

 10月9日に放送されたとんねるず・石橋貴明主催の『オール芸人お笑い謝肉祭’16秋』(TBS系)が、放送倫理・番組向上機構である「BPO」の審議入りとなった。

 『オール芸人お笑い謝肉祭’16秋』は、メインMCを石橋、サブMCにタカアンドトシを据え、芸人40名がチームに分かれてクイズ戦を勝ち抜いていく大型お笑い番組だった。出演者たちは熱海で一泊二日の体を張ったクイズ&ゲーム旅行に挑んだ。審議入りの対象となった場面は、「大声厳禁 サイレント風呂」と「心臓破りのぬるぬる坂クイズ」。BPOに寄せられたという視聴者からの苦情を見てみよう。

「男性が男性の股間を無理やり触る行為など内容が下品すぎる。子どもに説明できないような番組はやめてほしい」
「浜辺で芸人がローション階段を全裸や下半身露出で滑り落ちるシーンが放送された。“裸になれば笑いがとれる”という低俗な発想が許しがたい」

 問題となったコーナー「大声厳禁 サイレント風呂」は、何をされても声を出してはいけないルールで芸人たちがドッキリや痛みに耐える企画。お風呂に入っている芸人のもとに三助役の男性が入り、芸人の股間に激痛が走る薬を塗りつけたり、ヤケドぎりぎりの熱湯や冷水を浴びせたり、ワニと混浴するなどの内容(すべて全裸+タオル一枚)だった。「心臓破りのぬるぬる坂クイズ」では、平成ノブシコブシの吉村が全裸になり、吉村の「大切な息子さん」の部分が吉村の顔で隠されるというお約束シーンが流された。芸人が体を張ったリアクション芸を見せる番組は減少傾向にあり、それを好む視聴者からは「しょうもないと思いながらも笑ってしまったw」「たまにはこんな中身の無い番組も良いな」「くだらなくて良い」と好意的な感想も上がっていた。

 同番組の主催者である石橋は、放送直前、スポーツ紙のインタビューに「『くっだらねーなー』って見ていただければそれでいいです。あまり真面目に見てもらっても、腹が立つだけなので」とコメント。また、「『こうやったらまずいな』って考えちゃうような、閉塞感が全てにおいてテレビをつまんなくしちゃっている気がします」と石橋なりの信念を持って番組づくりに挑んでいることを語っていた。ビートたけしなどの番組を例に出しながら、“日本一くだらない”お笑いを真面目にやったという石橋。おそらく、ビートたけしの『スーパーJOCKEY』(日本テレビ)や、『オレたちひょうきん族』(フジテレビ系)、『8時だョ! 全員集合』(TBS系)など、お笑い黄金期と呼ばれた時代の番組作りをイメージしているのだろう。これらのお笑い番組は今でも語り継がれる伝説的番組である一方で、「子どもに見せたくない番組」アンケートの常連となるなど、一部からは低俗番組の烙印を押されていた。そう考えると、『オール芸人お笑い謝肉祭’16秋』がBPO審議入りとなったのは、石橋の狙い通りともいえる。

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