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視聴率だけを求め迷走!月9爆死の責任を擦り付けられる山田涼介の悲劇

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フジテレビ『カインとアベル』オフィシャルサイトより

フジテレビ『カインとアベル』オフィシャルサイトより

 10月31日に放送された月9ドラマ『カインとアベル』(フジテレビ系)の第3話視聴率は、6.9%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)だった。この数字は同じく月9ドラマ『ラヴソング』(フジテレビ系)が記録した月9史上の最低単話視聴率6.8%に迫るもの。この状況に対して、ネットでは主演のHey!Say!JUMP・山田涼介など役者陣を批判する声が上がっているが、問題は役者よりも制作側にあるのではないだろうか。

 『カインとアベル』は、大手デベロッパーの創業者一家に生まれた成績優秀な兄・高田隆一(桐谷健太)を父親の貴行(高嶋政伸)が寵愛しており、弟の優(山田)は父からの愛情と認められたいという思いに飢えていた。そんな時に梓(倉科カナ)と出会い恋愛感情を抱くようなるが……、というもの。

 第3話では、優は貴行から梓と隆一が近々結婚するということを知らされた。だが優は気丈に振る舞い、両者にそれぞれの良いところを話して褒めあげる。さらに貴行が、来たる株主総会で隆一を社長に推薦すると告げると優は賛同。その後、進行中のプロジェクトの危機が訪れ、隆一の立場も危うくなるが、それを優が救ったのだった。完璧でありたい隆一は、あろうことか弟の優に自身が救われたことに落胆し、失踪!! どうなっちゃうの!? という展開だった。隆一、メンタル弱すぎである。そして優はそんな兄へのコンプレックスを抱いている設定のはずなのだが、妙に爽やかでイイ奴だ。

胸キュンファンは離脱するも…

 『カインとアベル』の視聴率が悪くなってしまっている決定的な要因は、コンセプトが全く見えてこないことだろう。月9といえば“ティーン向けの恋愛モノ路線”というのが定番。しかし『カインとアベル』のここまでの展開では、恋愛は味付け程度。その分、会社の内部事情や仕事風景など月9らしからぬ展開が描かれていた。おそらく胸キュンを期待するティーン世代の“月9ファン”はすでに視聴者層から外れてしまっているだろう。その代わりネットでは「カインとアベル、タイトルだけで判断してたけど会社のこととか勉強になって面白い!」「恋愛が少ない分私は好き!」「恋愛ドラマとかに興味がないから、私はカインとアベルのようなドラマが落ち着く」と“新規のファン”が付いているようではある。

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