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見ず知らずの「泥棒」を「お父さん」と慕う少女。4時間の“親子ごっこ”は何のため? /『家政夫のミタゾノ』第五話レビュー

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『家政夫のミタゾノ』公式HPより

『家政夫のミタゾノ』公式HPより

  毎週、派遣先のご家庭が抱える闇を早々に見破り、虎視眈々と材料集めをして、最後に爆弾投下して破滅に追い込むミタゾノさん。その後の再生までを描く、ヒューマン&痛快ドラマ『家政夫のミタゾノ』(テレビ朝日系)第五話です。

 第五話が放送された11月18日の平均視聴率は8.0%。先週までの7%台から抜け出し、初回放送時の平均視聴率8.2%まで徐々に戻ってまいりました(ビデオリサーチ調べ/関東地区)。さて、今回は・・・・・・会社が倒産してしまったことがキッカケで豪邸へ盗みに入る男と、その家のひとり娘(おそらく小学生低学年くらいでしょうか)が鉢合わせしてしまうことから起きるドタバタ劇! と思いきや、今までのミタゾノとは違ったテイストで、ラストでは涙が出てしまいました……。

第五話レビュー

 どうやら不在らしい弁護士・安藤の邸宅の門を飛び越え、キャップに手袋、そして空っぽの大きなカバンを持って部屋の中に侵入するのは、泥棒・新田和臣(マギー)。素早く金品を奪い、厳重な金庫も自分で持ってきたバールを使ってこじ開けようとしている最中、安藤家の幼いひとり娘・アイリ(豊嶋花)に目撃されてしまいます。焦った新田は、悲鳴をあげるアイリの口をガムテープで塞ぎ、手首・足首も縛った状態で、浴槽に閉じ込め蓋をします。そんな悪事の真っ最中に、ピンポーン。インターホンが鳴ります。ミタゾノさんかと思いきや、家の中から悲鳴が聞こえたと近所からの通報で来た警察官でした。さっそくピンチですが、「映画を観ていたんです。ホラーです。怖かったです」と怪しさMAXの挙動不審ぶりながら何とか誤魔化し、続いて回覧板を届けにきた近所のおばちゃんも切り抜けた新田ですが、次にやってきたのは三田園薫(松岡昌宏)と花田えみり(清水富美加)。安藤夫妻が留守の間「家事と娘の世話を」と、鍵を預かり依頼されていたのでした。

 何とか一刻も早くその場を立ち去りたい新田でしたが、お風呂場から物音が聞こえ「ちょっと見てきます」と家の中に戻らざるを得なくなりました。その間、すでに玄関に置いてある男性の靴と、新田が脱いだ靴のサイズが違うことに気付くミタゾノ。ここで何かを確信した様子。早すぎ!

 慌ててお風呂場に戻り、ガムテープを剥がしながら家政婦が帰るまでここでじっとしていること、俺のことを忘れろなどと話している途中、心配したミタゾノとえみりが浴室に入ってきてアイリの存在がバレてしまいます。苦し紛れの言い訳をしながら外へ逃げ出そうとする新田の腕を掴み、「どこ行くの? お父さん」とアイリ。ええっ!? 驚く新田に、アイリは「警察に捕まりたくないって言ってたから」「具合が悪いから家にいてほしい」「また逃げ出そうとしたら両親や家政婦にも言うし、防犯カメラで顔も映っているから警察に捕まるよ」と言います。アイリの脅しに怯んだ新田は父親のフリをしようと決め、実際のアイリの父親はどんな人間なのかを聞きだします。「優しくて、格好良くて、宿題もいっぱい見てくれて……」と話すアイリですが、物悲しい表情が気になります。

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