毎週、派遣先のご家庭が抱える闇を早々に見破り、虎視眈々と材料集めをして、最後に爆弾投下して破滅に追い込むミタゾノさん。その後の再生までを描く、ヒューマン&痛快ドラマ『家政夫のミタゾノ』(テレビ朝日系)第七話です。
第七話が放送された12月2日の平均視聴率は7.6%。大きな浮き沈みはなく、安定が続いていますね。(ビデオリサーチ調べ/関東地区)。さて、今回は・・・・・“幽霊屋敷”感満載のお宅へ派遣される2人。到着早々、異様な雰囲気と薄気味悪い物音に翻弄されるます。最初こそガクガク震えていたミタゾノ(意外すぎ!)も、いつものように家庭の秘密を暴いていきます。
第七話レビュー
三田園薫(松岡昌宏)と花田えみり(清水富美加)が依頼を受けたのは、創業100年の老舗干物店「松丸商店」の社長宅。怪しさ漂う屋敷に「いかにも幽霊が住んでそう」と怖気づくえみり。いつも通り冷静な表情で玄関に近づき、チャイムを鳴らすミタゾノ……の指先がめっちゃ震えてます。おや? いつも冷静沈着なミタゾノさんがビビってる!?
迎え入れるのは、六代目社長の松丸保志(温水洋一)と妻・聖子(濱田マリ)、ひとり娘のりん(新井美羽)、そして、松永家で飼われている猫・サンマちゃん。3日後に控えている法事の準備や掃除の手伝いのため、4日間住み込みの業務です。ミタゾノとえみりは同室でいいのか聞かれ、戸惑うえみりを気にせず同室を選ぶミタゾノ。りんに「おじちゃん? おばちゃん? おじちゃんおばちゃん?」と言われちゃってます。「ご想像にお任せ」だそですよ。おじちゃんにも見える設定なんだぁ……。
えみりが先にお風呂を借りている間、ひとり部屋で待っているミタゾノは小さな物音にもガッタガタ震えてます。脱衣所にある鏡の汚れが女性の顔のように見え、悲鳴をあげるえみりの声にも、カツラがズレるほどビビり上がるミタゾノ。えみりと同室にしたのは、ひとりで部屋にいられないくらい怖がりだったからなんですね。夜中も色々な音が聞こえ、結局一睡もできなかったミタゾノとえみり。りんに、えみりは幽霊を信じるか聞きます。すると、りんは幽霊を見たことがあるどころか、時々頬を触ってくると笑いながら話します。死んだおじいちゃん達が見守ってくれている、と聞かされているりんは怖くないと言います。