今、最も人気があるロックバンドといっても過言ではないONE OK ROCK(以下、ワンオク)。絶大な人気にも関わらずテレビ出演を避けてきた彼らが、遂に来年1月9日に初の地上波出演を果たす。NHK総合で「ONE OK ROCK 18祭(フェス)-1000人の奇跡 We are-」が放送されるのだ。
番組ではワンオクと1,000人の18歳世代(17~19歳)が一緒にひとつのステージを作り上げる。この1,000人の選び方は“抽選”ではなく“選考”。応募者はメッセージ動画やパフォーマンス動画を送り、それをもとに一次選考、二次選考と進んでいく。本番前日には入念なリハーサルも行われるなど、ただの音楽番組とは一線を画すこだわりが見られる。収録は11月13日に行われた。
このビッグニュースにファンはもちろん「ワンオク地上波キタァァァ」「ワンオクが地上波だよ!! 泣ける!」と大興奮しており、さらには来年の『NHK紅白歌合戦』出場を予想する声まで上がっている。少々気が早すぎる気もするが、紅白出演自体は、決して無い話ではないだろう。2013年の第64回ではサカナクション、66回ではBUMP OF CHICKEN、今年の67回ではRADWIMPSと、テレビとは遠い場所にいると思われていた所謂ロキノン系バンドが近年の紅白には出場しているからだ。バンプに関しては滅多に地上波に出ない彼らが、2014年10月にNHKでドキュメントが放送された翌年の出演。今回のワンオクのパターンとかなり近いものがある。
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