“手のセックス”の発案者
――中村さんが発案した、合コンで使えるゲステクニック「手ックス」が巷で話題になっています。これは一体、何なんですか?
中村 私自身が合コンに参加した時に、いい感じになった人がいたんです。その彼の手を握って親指で“トントン”とやったら、“トントン”って返ってきて、その流れで指で遊んだりを続けてたときに、「あら? これって手のセックスじゃん!」って生まれました。
――手ックスできたらセックスもいける?
中村 正直、手ックスが出来てる時点でいい感じなんですよね。このあと2人で、って合コン終わりに飲みに行ったことはありました。
――逆に、相手に引かれたことは?
中村 手ックスをはじめる前の“トントン”の時点で向こうが手に隙を作ってくれなくて「やらせてくれないんかーい!」っていうのはありました。でも手ックスは、合コンだけじゃなくて、カップルのほうが楽しいかもしれないですね。
――他に、合コンでは男性を落とすために使ったテクニックはありますか?
中村 飲んでるグラスの水滴を拭いているフリして、手を上下にコキ動かしたりします。でも、自分では、わかってないふりですよ、自然に。
――や、自然に拭くなら、おしぼりを使いますけどね。しごいてる感じを連想させるわけですね。
中村 それで、「コイツいけるんじゃないか」感は出します。でも、持ち帰られたいわけじゃなくて、本気で付き合いたいんですよ!?
――本気で付き合いたい相手に、グラスしごきは逆効果じゃないですか?
中村 その気にさせて、次に2人で会う約束をして、デートして健全に帰ればいいんですよ。すぐヤラなければいいんですよ!
――「手ックスしてきたのに、ヤラずに帰るの……?」と、良いギャップになるわけですね。
中村 そういうことです。最近、飲み会とかでは「ゲスドルなのにゲスくない」のが男子が食いつくってわかったんですよ。「ビジネスゲスです!」っていうとウケがいい! あと、可愛い女の子ばっかりの時は、あえて自己紹介で「芸人」って言うと食いつきますねぇ。逆に、芸人さんばかり集まるところでは、「アイドルなんです」って(笑)。ゲスいですねぇ~、私。
「手ックス」を実演してもらった
――この際ですから、「手ックス」を伝授していただきたいと思います。messy編集部のあるサイゾー社内で、別部署の男性社員Aさんをロクに説明もせず連れてまいりました。まずは普通に手を繋ぐことからSTART!