今年は「週刊文春」(文藝春秋)のスクープが世間を賑わせた一年だった。年明け一発目、ベッキーとゲスの極み乙女・川谷絵音の不倫騒動から“センテンススプリング”“文春砲”という言葉も広まり、“ゲス不倫”に至っては今年の流行語大賞のトップ10に選出されるという事態に。そして12月、また新たなゲス不倫がセンテンススプリングで白日の下にさらされた。朝5時からの情報番組『グッド!モーニング』(テレビ朝日系)のMCを務める局アナ・田中萌(25)と、同番組で共演する局アナ・加藤泰平(33)のお泊まり不倫が報じられたのだ。
田中アナは入社2年目の独身だが、入社10年目の加藤アナは3年ほど前に結婚している既婚者。記事によると、2人の関係はかねてより局内でも噂になっていたという。そんな11月25日、番組打ち上げ後の深夜に加藤アナが田中アナの自宅マンションを訪れ、翌朝にマンションを出ていった。田中アナは文春の直撃取材に対し「すみません。私からは何もお話しできないんです」と対応。加藤アナは「会社を通してください」とお互いから交際を認める発言は出てこなかった。文春発売日である12月8日には2人揃って番組を欠席、翌9日の放送にも姿を見せなかった。
同じ局内かつ番組内での不倫騒動。アナウンサーという職業柄、ただの会社員が同僚と不倫をした、という話では済まない。すでに番組における両アナの取り扱いや今後の処遇について検討されていると思われるが、番組降板や部署異動も有り得るだろう。いずれにしても大手企業に就職してわずか2年目で不倫騒動の当事者となった田中アナの今後は、順風満帆とはいかなくなってくるだろう。彼らがけじめをつけて別れたとしても、残念ながら長く尾を引くことは間違いない。それくらい、今、不倫への風当たりは強まっている。ベッキーはいまだに不倫報道前の出演番組に復帰できず、CMもすべて降板したまま、かつてのような仕事が舞い込まない状況が続いているが、“世間”は不倫した女性に厳しい。
だが、不倫を報じられたとしても、その後の落とし前のつけ方によって、バッシングを消失させることも不可能ではない。
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