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謎だらけのミタゾノ正体!! ココリコ田中が握る鍵、続編への布石/『家政夫のミタゾノ』最終回レビュー

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『家政婦のミタゾノ』公式HPより

『家政婦のミタゾノ』公式HPより

毎週、派遣先のご家庭が抱える闇を早々に見破り、虎視眈々と材料集めをして、最後に爆弾投下して破滅に追い込むミタゾノさん。その後の再生までを描く、ヒューマン&痛快ドラマ『家政夫のミタゾノ』(テレビ朝日系)最終回です。

最終回が放送された12月9日の平均視聴率は8.0%(ビデオリサーチ調べ/関東地区)。最後で上がりましたね。さて、最終回はミタゾノと外見が似すぎだと騒がれていたココリコ田中さんも登場するということで放送前から楽しみにしていた方もいたのではないでしょうか。予告編からするに、最後の依頼主の自宅は、ミタゾノの妻と息子のいる自宅なのか? 最終回は色々と詰め込みすぎた感があって、個人的には全8回の中で1番モヤモヤが残ってしまいました……。

最終回レビュー

 三田園薫(松岡昌宏)と花田えみり(清水富美加)が依頼を受けて訪問したお宅は、プール付きの大豪邸。そこに高校生になる息子・たけし(田中偉登)と2人で住む富田その子(片瀬那奈)は、自宅でネイル・メイク・フラワーアレンジメント・マナー・ピラティス・料理と、あらゆる分野の教室を開いているようです(「女性磨き教室」と一括りにしていました)。えみりは、才色兼備なその子を見て、「あんな素敵な奥様と一緒になれるなんて、旦那さまもさぞ素敵な……」とうっとりするのですが、飾られている家族写真をに写るのは、ミタゾノさんにソックリな男性の姿。えっ!

 その子から「夫は10年ほど前から行方不明」と聞き、写真の男性はミタゾノだと疑う(もはやこの時点で確信している)えみり。その子は「血は繋がっていなくても、愛した人の子供」と、たけしが夫の連れ子であることもカミングアウト、「いつか夫は帰ってきて、家族3人で暮らせることを信じている」と話します。そんな彼女は生徒たちからも「マダム」と慕われており、テーブルマナー教室にきた主婦たちは「女性として外見も内面も美しくなって、旦那さんを惚れ直させましょう」というその子の言葉に感銘を受け、崇拝している様子。

 そのころミタゾノは、お風呂掃除の準備をしている洗面台で、その子が脱いだと思われるシャツを見つけて手に取り、顔をうずめるように思いきりニオイを嗅いでいました。妻の匂いが恋しいのでしょうか? その姿を見てしまったえみりは、完全に確信したようで、家族写真のカラーコピーを家政婦紹介所まで持って帰り、マジックでカツラとメガネを書き足します。それを見て同僚たちも「ミタゾノさんだ……」と驚き。っていうか、えみりはどこでコピーをとったんでしょうかね。さらにえみりは、ミタゾノの本名は「富田健吾」でジャーナリストだったことまで調べていました。いつもとは逆に、証拠集めをされる側になってしまったミタゾノさん、そもそもどうして妻と息子のいる大豪邸への派遣を断らなかったのか疑問です。

 別日、えみりはたけしの洗濯物を仕舞おうと、勝手にタンスを開けてしまいます。いや、いくらなんでも勝手にタンスを開けちゃダメでしょ。たけしが「やめて!」と叫んだときにはもう遅い……そこには、ブラジャーやメイク用品、カツラなど女装グッズがびっしりと並んでいます。慌てて布団から飛び出たたけし、ワンピース着用中。父親も息子も女装……? カツラもミタゾノとちょっと似てるし。どうしてそんな格好を? たけしは、えみりに父親との思い出を語ります。小さい頃よく相撲をとって、最後の1回は必ず勝たせてくれて「強くなったな、たけし」と言ってくれたことが思い出として残っているようです。父親に会いたいか聞かれ、「たった1人の血の繋がった家族だし」と答えるたけしの言葉をミタゾノは部屋の外で聞いていました。

 その子は自分の教室に通う主婦に、一緒にカルチャースクールをはじめようと話を持ち掛け、そのためには、最初に開講資金100万円の投資が必要だと話します。明らかに詐欺のニオイがしますが、その子を崇拝している主婦は口車に乗り出資契約書にサインをしてしまいました。クローゼット内に潜んで全てを聞いていたミタゾノから話を聞いた頼子は詐欺だと断定しますが、えみりは「主婦の自立のためにしていること」だと信じてその子を疑いません。そこで、ミタゾノはえみりを連れてその子を尾行します。実は、ミタゾノが洗面台でその子のシャツに顔をうずめていたのは、男性ものの香水の香りがしたからだったのです。尾行したことで、その子は連日、ホスト通いで散財をしていることが明らかになりました。うーん、その子、本当にミタゾノの妻? どうなってるのでしょうか。

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