ソウルにいると、アラフォー、アラフィフのバツイチ日本人女性が意外とたくさん暮らしていることを知って驚く。
日本で日本人と結婚・離婚し、新たな出会いを求めてソウルに来たパターン、ソウルで韓国人と結婚し、離婚後もそのままソウルに住みつづけているパターンなど、ソウルで暮らす理由はさまざま。ただ共通しているのは、みなさんなんだかムンムンしている。美魔女と呼べるほどではないが、そこそこおキレイなみなさん。それよりも何よりも、なんだかムンムン、ムンムンしている。
そのなかのひとり、昼間はソウル郊外の工場勤め&夜は在韓日本人相手の飲み屋で働くノリコさん(46歳)に誘われて、バツイチ日本人女子会の日帰りプチ旅行に参加することになった。あ、ちなみに筆者はバツイチじゃありませんがね(笑)。
朝7時に集合場所に行くと、そこには韓国人のおっちゃんたちがワイワイガヤガヤ。場所を間違えた?と思いきや、よくよく見ればバツイチ日本人女性ズも一緒にワイワイガヤガヤしてるじゃないの。
「ん? 誰かの知り合いの、韓国人のおっちゃんたち? で、きょうは、そのおっちゃんの会社の慰安旅行にジョイン?」
ぶちゅーに膝枕に…乱れまくり!
そんなことを思いながら、ノリコさんに手を引っ張られるまま貸し切りバスに乗り込むことに。乗り込んで、指定された席に座らされてようやくわかった。これは、韓国のおっちゃんたちとの合コンバス旅行だったのだ。アラフォー、アラフィフ日本人女性6人と、アラフィフ、アラ還の韓国人おっちゃん7人の、ね。
いや~、それにしても韓国のこれぐらいの年齢のおっちゃんらって、たぶん日本の同じ年ぐらいのおっちゃんよりも、おっちゃん度がハンパない。この国には、ダンディとまではいかなくても、そこそこイケてるおじさまなんていないんじゃないのか!と思うほど、かなりのおっちゃん度なのだ。
そんなおっちゃんらと片道2時間バスの旅。ってかノリコさん、こういうことなら先にいってよーーー。ほかの女性たちは驚いた様子でもなかったので、このての旅はどうやら初めてではないらしい……。
出発と同時にマッコリやら焼酎やらが配られ、すぐさま宴会がスタート。えーっと、まだ朝の8時なんすけど(笑)。
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