12月17日放送の『SmaSTATION!!』(テレビ朝日系)で、香取慎吾が親友・山本耕史と堀北真希夫妻に第1子が誕生したことを明かした。冒頭、香取は「本当に寒いので、あたたかい話を一つ。僕の友達の山本耕史さんにお子さまが生まれて、お父さまになられました。山本さん、堀北さん、おめでと~う!」と発表。視聴者を驚かせた。
通常、芸能人の出産発表は事務所経由でマスコミに情報が流れ、スポーツ新聞などが一斉に公表するケースが多い。しかし今回、山本は数日前にファンクラブ会員のみにメールで第一子誕生を報告し、マスコミへの正式発表を行う予定がないこと、メールを受け取ったファンクラブ会員にもSNSなどで広めてほしくはないことが記されていたという。今年6月、週刊誌がまだ妊娠初期で体調の安定していない時期に掘北の妊娠を記事化したことにより、山本から芸能マスコミへの不信感が募っていたことが理由だと推測される。
山本のファンたちは律儀にその言葉を守り、第一子誕生の情報を拡散することはなかった。そのため香取により情報解禁となってから、一斉に「実はファンメで報告されていた」とファン同士、SNSで明かしているのだが、「みんな秘密を守ってえらかった」「公表前に情報漏れなかったことがすごい」と互いの健闘を称えあっている。確かにこのご時世で、思わず書き込みたくなってしまうようなニュースを心に秘めていた山本耕史ファンたちはすごい。『スマステ』放送の翌日に、再び山本からファンクラブ会員限定のメールが送信され、そこには、他言しなかったことへの感謝と、敢えて香取に発表を託した旨が記されていたそうだ。
山本と掘北は、妊娠を報じられた際に「プライベートは追わないでもらいたい」とコメントしている。インターネット普及により、プライベートを見せまくって商品価値を高める芸能人は飛躍的に増えたが、彼らはそうではないということだ。
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