実は禿夢とToshlと人時の共演は今回が初めてではなく、今年の4月にもToshlのソロライブ「春の稲妻Toshlロック祭り」で、ヨシユキ(濱口)と禿夢のボーカル・キク(菊地正志)は、VIPバックステージツアーのコーラスをやっている。この時に人時はサポートメンバーとしてベースを演奏していた。さらにToshlと濱口はプライベートでも親交があり、バラエティ番組で何度か共演している。
こうした経緯を知っているV系ファンというかToshlファンならば、今回の出来事も“ありえる”という範疇だったかもしれない。だが人時が特にステージに上がるわけでもないのに見に来ていたことは驚き。Toshlと仲良しすぎるだろ!
Toshlと人時は実は前述のToshlソロライブ「春の稲妻Toshlロック祭り」で初めて顔を合わせたといい、出会いから間もない。だが、この時のライブでToshlは人時のことを「凄い安心感があって助かった」「また共演できればいいな」といたく気に入った様子で急速に距離を縮めたようだ。8月のToshlのディナーショーに再び人時が参加、さらにフジゲームスのスマートフォン向けアプリ「プロジェクト クロノス」でToshlが楽曲提供を依頼されたのだが、その曲のベースを人時が弾くことになった。
お互い、バンドではYOSHIKIと清春という暴君を支えるもの同士、気が合うのかもしれない。Toshlと人時はプライベートではかなり温厚だが、パフォーマンスに関してはYOSHIKIが「素晴らしいボーカリスト」「ToshIだけをみてToshIだけのことを考えて楽曲を作ってきた」、清春が「(人時は)日本で一番上手いベーシスト」と、暴君も素直に認めるほど折り紙付き。この二人が本格的に組むと、どうなるのだろうか。これだけ仲が良いと期待してしまいたくなる。
(プラント)
1 2