「スローセックス」とは?
発祥はアモーレの地・イタリア。「スローライフ」、「スローフード」の概念の広がりと共に、性生活においてもたっぷりと時間をかけて丁寧にセックスを楽しむ「スローセックス」が提唱されたといわれています。
「射精」や「絶頂」を目的としたセックスに対して、「スローセックス」は、ゆっくりと時間をかけ、男女がお互いをいたわりながら肌を重ねる性行為をさします。イクこと、イカせることだけを目的としないので、“イッたフリ”や“感じたフリ”をしなくて良いのです。このようにセックス自体を考え直すことからはじめて、セックスの行為そのものを満喫するセックスなんです。日本では、セックスセラピストのアダム徳永さんの著書により広く知られるようになりました。
スローセックスのやり方
スローセックスの最頂点ともいえる「ポリネシアンセックス」は、そのルールがちょっと細かいです。<性行為は5日に1回程度。最初の4日間は、性器を刺激しない愛撫だけに留める>。最後の5日目で挿入するのですが、その前の前戯に最低1時間をかけ、またペニスを膣へ挿入後30分はピストン運動を行わず、じっと抱きしめ合うというから、これを実践するにはセックスに充分な時間をかけることができる物理的な余裕、および心の余裕が必要ですね。私は、2日目くらいで「挿れたいっ!」と我慢できなくなりそう……。実践映像でスローセックスの在り方を学んでみると、新たなセックスの楽しみが見つかるかもしれません。
“スローセックス”の基本「レインボーキス」「アダムタッチ」で快感の虜に!
<スローセックスの提唱者・アダム徳永先生の詳しい解説と、エロメン・小田切ジュンさん出演の実践動画で、スローセックスをわかりやすく紹介しています>
(大根 蘭)