インタビュー

吉田豪が紗倉まなの本質に迫る2万字インタビュー。あぶり出される“愛想笑いの深い闇”

【この記事のキーワード】

「実際その収録現場にいた私は、全然笑うところとかわかんなかったんですよ」

――こういう仕事をしていると、耳が聞こえにくいとか、人の話してることを理解しにくいとかがマイナスになることも多々あったんじゃないですか?

紗倉 ありますね。バラエティとかイベントのお仕事だと特に……やっちまったなって思う失敗は今までいっぱいあって。でも、「あの時、全然聞き取れなかったし理解できなかった」って私が落ち込んでた仕事でも、周りのスタッフに聞くと「え、何で? 上手く話せてたよ」って言われたりして。気を遣ってくれてるのかもしれないけど、どうやら自分で認識してた自分と周りが見ている自分って全然違うんだなってだんだん思うようになって、少しずつ安心できるようになりましたね。ただ、ラジオとかバラエティ番組とかで自分にトークを振られた時に、ちゃんと上手く機転をきかせてコメントする能力は未だになさすぎる。昔からテレビを全然見なかったしラジオも聞かなかったんで、笑いのお約束みたいな知識もなかったし、雑学も全然知らない。何も言えることがないみたいな。そういうのはすごくコンプレックスっていうか、どうにかしなきゃと……。

――オンエアでみんなが盛り上がって笑いが起こってるシーンを見ても、意味がわかんないことが多々あるわけですか?

紗倉 それが不思議なんですけど、テレビって普通に画面で見ると面白い部分だけ編集されてて、絶対誰が見てもわかるようになってるし、ちゃんとコメントがワイプ越しに出てたりとか……。

――親切に説明してくれますもんね、テレビは。

紗倉 説明もしてくれたり、文字とかもちゃんとテロップとして起こされてるじゃないですか! だから、後から見ると理解できるんですよ。編集ってすごい。だって同じ内容なのに、実際その収録現場にいた私は、全然笑うところとかわかんなかったんですよ。何が面白いんだろみたいな。でも、後から編集された番組をオンエアで見ると、うわ~こんな面白かったんだ、ってわかる。説明されて、あ、超面白いみたいな。あの時くそつまんねーって思ってたのにやばいな、ってことはありました。

――いや、紗倉さん……この仕事、超大変じゃないですか!

紗倉 ほんと嫌ですね。出たばかりの頃は愛想笑いで生きてく感じでした。みんな笑ってるから笑う、でもワンテンポ遅れてる、みたいな。

――空気を読む能力は高まりそうですけどね。

紗倉 どうなんですかね。AV出るだけじゃなくていろんな仕事をやらせてもらってるんですよね、イベントでずっとトークしてたりとか。あれもいつも思うんですけど、私は表に立って何か表現するの、ほんっと苦手だなと。楽しいんですけど、イベントが始まる直前には無茶苦茶「あああ~↓↓↓」ってなるんですよ。

――プレッシャー?

紗倉 プレッシャーていうか、「はー、絶対に面白いこと話せる気しない」みたいな。実際にイベントが始まったら楽しくて言葉も湧き出てくるんですけど、始まる前のあの絶望感がいつもすごくて。一言も喋れないかも、みたいな。

――なんか異常に自分に自信ない人ですね。

紗倉 そうなんです。自信……。

――この仕事を始めたのもコンプレックス由来で……みたいな発言も読んだことがあって。

紗倉 そうですね。コンプレックスだけで生きてきたようなところが……。

 自身のコンプレックスやmessy連載でもたびたび話題となる「激しい嫉妬心」の根源、両親との関係、AV女優という女の世界ゆえの戦いなど、紗倉まながもがき続けている苦悩や葛藤があぶり出されていきます。数多の“奇妙な人”をインタビューしてきた吉田豪に「わかりやすく病んでるじゃないですか」と言わせた紗倉まなの心情とは……。ぜひ『MANA』にてお楽しみください。

『MANA』の詳細はこちら☆
AV女優・紗倉まなのサイン会開催決定! 彼女はなぜ女性人気が高くて、どうしてそんなに頑張れるのか

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紗倉まな

高等専門学校の土木科出身。18歳の誕生日の翌日に事務所に応募し、所属が決定。2011年にイメージビデオデビュー、翌年2月にAVデビューするや否や人気沸騰! SOD大賞2012では最優秀女優賞、優秀女優賞、最優秀セル作品賞、最優秀ノンパッケージ作品賞などなどを総なめで6冠を達成する。『ゴッドタン』キス我慢選手権でも「かわいすぎる」と話題☆

紗倉まなの工場萌え日記

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