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流行ハイブランドを着用→UP→転売→身バレ逃亡 から不死鳥のように「restart…」するコーデUP系インスタの底なし承認欲求

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Photo by freestocks.org from Flickr

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 いつも寝る前にインスタをチェックしている。主にチェックするアカウントは『コーデUP系』と『ていねいな暮らし&子育て』系だ。このせいで正直、万年寝不足である。先週紹介したのは、インスタとメルカリにおける『子育て系』の“妊娠菌ビジネス”ムーブメントだったが、今週は『コーデUP系』キラキラアカウントたちの悲哀を綴りたい。

 そもそも『コーデUP系』アカウントとは何か。その名の通り、その日の自分のファッションを撮影してUPし、コーディネートを紹介するアカウントだ。全身鏡に姿をうつして自撮りするパターンと、第三者に撮影してもらうパターンがある。

 インスタ以前、『コーデUP系』が生息していたのは主にアメブロであった。だがインスタの盛り上がりとともに、アメブロでコーデをUPしていた女性たちが次々とインスタに参入。次第にアメブロの更新も途絶えていき、現在では開店休業状態もしくは閉鎖となっている。

 今では彼女らのインスタアカウントは多数のフォロワーを抱え、もはやただの恥ずかしいアイテムとなったダニ●ルウェリ●トンをはじめとしたブランドのプロモーションに使われるようになったほか、ファッション誌にも登場するなど、明らかにアメブロ時代よりも彼女らの注目度は上がった。それに呼応するかのように彼女らの写真テクも上がり、コーデ系を検索すれば、ファッション誌の1ページのごとくな完成度の写真が山のように出てくる。なんだかお洒落な壁の前で横を向いていたり、または歩いていたりと、カメラ目線ではないことが特徴だ。人気が上がると被写体とカメラの距離はだんだん縮まり、時折自撮りなどUPし始める。彼女らも、注目されることに喜びを感じていることは間違いないようだ。たまに家の中で靴を履いてUPしている人もいるが、これは一体どういうことなのか教えて欲しい。

 筆者が好んでウォッチする『コーデUP系』アカウントはまず、セリーヌを好んで持つ女性。ほか、チャーチのスタッズつきサイドゴア、マディソンブルーのビッグシャツ(襟を抜いて着るのが鉄則)、Acneのストール、6のアイテムなど、次々に巻き起こるやや高めのファッションアイテムブームに必ず乗っかるアカウントだ。もちろん、ユニクロやZARAも大好きなのが共通項である。先日、二子玉川のマクドナルドで遅いお昼を食べていたところ、隣の席に、Acneのストールを首に巻き(タグが見えるように巻いているところに彼女の意思を感じた)、チャーチのスタッズつきサイドゴア、セリーヌのバッグというまさにインスタ映えするアイテムを身につけまくった女性が座った。彼女も『コーデUP系』インスタグラマーなのではないか……? つい隣でインスタ検索をしたがアカウントは特定できなかった。

 コーデではなく、買い物した直後に撮影したのか、ショッパーの写真をアップするアカウントもグッとくる。「newin♡」など書かれているとなお良い。このポストの翌日には「どの色にするか迷いましたが、この子をお迎えしました」と、アイテムを擬人化する謎の言い回しとともにコーデをUPするという流れが定番だ。なぜか『コーデUP系』のインスタグラマーはアイテムを擬人化しがちである。

 また、朝に車の中で撮影したと思われる、カルティエなどの高級腕時計やエルメス等ハイブランドのブレスをつけた手元、これまたハイブランドのバッグ、そしてハイブランドの靴が写り込むという、さりげないようでいて超人技なアングルの写真をアップ(スタバのコーヒーを持っていることが多い)しているアカウントもたまらない。

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ブログウォッチャー京子

インスタウォッチが日課の子持ちライター。子供を寝かしつけながらうっかり自分も寝落ちしてしまうため、いつも明け方に目覚めて原稿を書いています

@watcherkyoko

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