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友達の家のリビングでエッチするってアリなのか?/『突然ですが、明日結婚します』第三話レビュー

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『突然ですが、明日結婚します』公式サイトより

『突然ですが、明日結婚します』公式サイトより

 今期フジ月9ドラマ『突然ですが、明日結婚します』。相変わらず視聴率は一桁台ですが、これ以上も以下もなく最終回まで進むんじゃないでしょうか。Twitterアカウントで主演の西内まりやが「結婚観が多様化してる様にテレビ視聴も多様化しているから気にしなーい。 って思いたーい」、flumpool山村隆太が「そっちが気にしてるんじゃないの? おれ視聴率とか全く興味ない。 #って思いたーい #死兆律」と発言したことが話題ですが、現場にも<低視聴率><爆死>的な話は届いてるんでしょう。スポンサーはオコかもしれないけど、役者だけに責任負わせるのは絶対おかしいですし「テレビ視聴も多様化している」のはホントの話。まりや、意外と慧眼ですね!

 そんなまりやの月9、今週もmessyは、1円ももらってないけど宣伝させてもらいますよ!

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 まずは登場人物のおさらい。

■高梨あすか/西内まりや
大手の都市銀行・いずみ銀行の法人営業部で働く優秀な会社員。仕事熱心で努力を怠らず、金融情報に詳しい。実家暮らし。母のような優しく温かく家族を支える女性になりたいと思っている。恋する相手と結婚して専業主婦になることが夢。5年交際してプロポーズ待ちだった彼氏にフラれた。

■名波竜(ナナリュー)/flumpool山村隆太
朝の情報番組で司会を務めるテレビ局アナウンサー。イケメンで主婦層人気が高い。過去に女優・桜木夕子と不倫するも略奪できず、心に傷を負っている「結婚したくない男」。嫌婚意識は実家の家庭環境にも由来しているらしい。あすかの先輩・小野と親友で、小野の住む豪華マンションに居候中のため頻繁にあすかと顔を合わせる。

■莉央/中村アン
銀行員。あすかの先輩でいつもつるんでいる。結婚には興味がないと公言。

■桃子/岸井ゆきの
銀行員。あすかの同期で、いつもつるんでいる。効率よく結婚すべく婚活に勤しむオカッパ。三上にときめいている。

■小野/森田甘路
銀行員。あすかの先輩。金持ち一家の御曹司で、タワマン最上階の立派な部屋に住み、名波を居候させている。莉央のことが好きで積極的にアタック。

■神谷/山崎育三郎
あすかが勤める銀行の系列・いずみ証券のエース営業マン。名波の勤務するテレビ局で経済番組に出演することになる。第二話で突然あすかにプロポーズ。

■桜木夕子/高岡早紀
人気女優。既婚。かつて新人時代の名波と不倫関係になった。ゲストを招いてプレミアムなトークを引き出す新番組『ココロシアター』の司会を名波とペアですることになり、久々に再会。夫はゲス不倫の常連。

■三上/沢村一樹
テレビ局アナウンサー。名波の先輩でアナウンス室長。既婚だがチャラい。

味噌汁つくる女は地雷、っていうけど

 初回の「最悪な出会い」から急転、第二話ではあすか実家に名波が訪問するなど急速に距離を縮めたふたり。しかし第二話ラストで、あすかは神谷に突然プロポーズされました。もちろん“いつメン”である莉央と桃子に即報告。

 「いいじゃん神谷さん、人気のエコノミストで超頭良いし人気高いよ~」「ナナリューよりいいよ、だって神谷さんは結婚する気あるんだから」と囃し立てる友人たちに、「私はちゃんと恋愛してから結婚したいんです」と反論し、神谷とどうこうなるつもりはないと言い切るあすか。まあ、そうでしょうね。名波のこと好きになっちゃってますもんね。

 一方の名波もあすかを好きだと宣言しており、前回訪れたあすか実家の様子に感激した様子。

名波「夕飯のとき会話弾んでるしご両親は冗談とか言ってるし。俺の実家とかそういう感じじゃなかった」
小野「お前んちは特殊だったからな~」

と、名波実家がなにやら問題アリな伏線会話をかわす男ふたり。ドラマ後半では名波実家の親とかがキーパーソン(結婚の障壁)になってくるんでしょうか。

 にしても、あすかのLINEトーク画面から、あすかと名波は実家訪問の日から一切LINEのやりとりをしてないことがわかるんですけど、名波は「泊めてくれてありがとう」とかそういうメッセージを送らないわけ? 普通に失礼じゃない? なんてイチ視聴者として憤慨を覚えましたが、あすかは全く気にしてない様子で「よければご飯つくりにいきますよ」とメッセージを送ります。そして2日後の夜。あすかは、名波が居候する小野宅キッチンで料理の腕をふるうことになりました。

 このドラマ、ここまでで提示してくる「結婚」や「良い奥さん」のイメージがテンプレ通りすぎ、古過ぎてキモいんですけど、家で料理の予行演習をするあすか(手の込んだ洋食)に“理想の専業主婦”であるママがこんなアドバイスをします。

「男の人にはそういうのウケないから。遺伝子的には和食がいいらしいわよ。『ホンマでっか』でやってた。お味噌汁で何人も落としてきたのよ、母さんは」

 名波が「絶品ですね」と褒め称えた、ママの味噌汁。かつお節を削って出汁をとる、自慢の味噌汁。もちろんあすかは2日後の夜、それを作ることにします。

 時を同じくして、テレビ局で仕事に励む名波は後輩の男性社員に「女で料理できるアピールするやつって危険ですよね。特に味噌汁つくる女とか。食べたら結婚迫ってきますよ。味噌汁=結婚して、ですからね。気をつけないと」と言われました。ママも後輩もどっちもめんどくせえ~。あすかはそういう駆け引きナシの恋愛結婚がしたいんでしょうが。「女に結婚を迫られるのは危険」っていう男性側の思い込みも意味わかりません。結婚したくないなら、いくら迫られても断ればいいだけなのに、変なの~。

 別のシーンでは、非婚主義者の莉央が「おかしくない? 結婚ってシステム。一生同じ人を愛するなんて無理でしょ」と述べ、桃子が「本能に逆らった制度ですよね」と同調、「違うよ好きな人と一緒にいたいから」とあすかが反論するも、桃子は「一時的でしょ。愛のない結婚がしたい」と意見を曲げませんでした。薄いなあ。ネットニュースのコメント欄か? ってくらい薄い会話だなあ。

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高岡早紀 But Beautiful