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沖田(木村拓哉)への好意の矢印が示され、ラブストーリーが動き出す/『A LIFE』第4話レビュー

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『A LIFE~愛しき人~』公式サイトより

『A LIFE~愛しき人~』公式サイトより

 「20%を超えなきゃ赤字」などと囁かれ、期待値の高さが気の毒にさえなってくる、木村拓哉主演のドラマ『A LIFE~愛しき人~』(TBS系)。第二話をピークに視聴率は下がりつつあり、2月5日放送の第四話は12.3%だった。

 今回は、その優秀さから沖田一光(木村拓哉)が手術の際の相棒として指名するオペナース柴田由紀(木村文乃)にスポットライトが当たる回だ。

 沖田らが勤める壇上記念病院は、かねてより経営不振に陥っていた。院長・壇上虎之助(柄本明)の娘・深冬と結婚し、副院長の座についている壇上壮大(浅野忠信)は、その優れた経営手腕で病院経営を立て直しつつあり、さらに深冬のいる小児外科の赤字を補てんするため、片山関東病院と提携を結ぼうと画策していた。

 提携の準備として、片山関東病院に壇上記念病院の医師を出張させることになる。先方からは、難易度の高いオペを担当してもらいたいという理由で、シアトルでの豊富な手術経験を持つ沖田を指名された。壮大は沖田のみを送り出そうとするが、沖田は相棒として柴田も同行させることを固持する。沖田に指名されたことを知り、普段はあまり感情を表に出さない柴田は思わず笑みを浮かべていた。

 片山関東病院での手術は沖田、柴田、そして同病院の院長の息子・片山孝行(忍成修吾)の3名で行われた。無事手術は成功するが、使用する器具について柴田と片山の意見が対立する一幕があった。結局、柴田の意見が採用されるのだが、「俺に指示するのか!」と片山の機嫌を損ねてしまう。術後、「沖田のオペは素晴らしかったが、チームワークを乱すようなスタッフがいるような病院との提携というのは……」と、柴田の態度が問題視されて提携の話が暗礁に乗り上げてしまう。

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