オープンから1年も経たないうちに巻き起こった閉鎖騒動を受け、樫木と親交のあるタレント・神田うのは先月31日に出演した『ノンストップ!』(フジテレビ系)で樫木を擁護する発言を行い、『カーヴィーダンス』ものとして発売した書籍460万部の印税が一切樫木の手元に入っていないといったことなどを語り、この発言がまた大きく報じられるなどした。ところが翌日、神田は公式ブログにてこの発言を修正、謝罪し、更なる騒ぎに。「記事に書かれているような スタッフや会員さんを残して去って行くようなそんな方ではないと とても愛に溢れている方です」と、ブログで改めてこれを強調しつつ、間違った発言をしたことを樫木本人からの指摘により気づいたのち、「ヒロミお兄ちゃまにお電話をしました」と、かつて人気タレントとしてテレビに出まくっていたヒロミ(樫木はもともとヒロミのスタジオで働いていたトレーナーだった)の名を出すなどし、かえって騒ぎを大きくしていた。
樫木を擁護しようとしての一連の行動は、もはやただ騒動を引っ掻き回しているようにしかみえない神田だが、産後のダイエット&ボディメイクの「うの 樫木やせ」(小学館)という書籍も出しているだけに、樫木のイメージダウンは自身のビジネスにマイナスに作用することも見越しての擁護だったのかと勘ぐりたくなる状況だ。
金の臭いしかしない
芸能人でもないボディメイクトレーナーを中心とした騒動がここまで引っ張られていることや、神田、ヒロミなど、金の臭いがする芸能人らの名がチラチラ出て来ることで、騒動に全く関係のない一般人の筆者は、怪しさしか感じないが、そんな怪しさをさらに高めるような記事が11月7日発売の「週刊文春」(文藝春秋)に掲載された。記事では女性オーナー近い関係者が、“ヒロミさんのジムを辞めたときと一緒”、“こちらには証拠もある”など、明らかに樫木に非のあることを臭わせるコメントを寄せているほか、樫木をよく知る関係者が、ジムで他のトレーナーに対して髪の毛を掴んで何度も蹴りを入れたなどといった“暴行”について語っているのである。これについては樫木本人も釈明しており“そのトレーナーは問題児だった”、“ポンッと押しただけ”などと語っていた。実際に暴行があったのかは言い分が異なるため判然としないが、記事からは、樫木が近しい関係者にこれだけのコメントをされてしまうほど恨まれていたのだろうということだけははっきりと分かる。