恋愛・セックス

SMってどんな世界? 緊縛プレイはどこでできる?

【この記事のキーワード】
Photo by Chris Marchant from Flickr Photo by Chris Marchant from Flickr

Photo by Chris Marchant from Flickr

 

SMは、精神的な快感を楽しむセックス

 緊縛をテーマにした写真集や展示会が日々どこかで開催されている昨今、緊縛はSMプレイという認識だけではなく、ロープアートとしても注目を浴びています。SMを体験したことはないけど、緊縛に興味はあるという方もいるのではないでしょうか。

 縛られたい願望がある方や縛られることが好きな方の中には、縛る人との信頼関係による精神的充足、身動きが取れなくなることで得る性的興奮感、そして恥ずかしさなど様々な感情が入り混じることがクセになってしまった、という意見もあります。確かに緊縛は結構な時間をかけながら、縛る側が肉体的にだけではなく精神的にも相手の反応を見ながらじっくりと向き合うプレイなので、即物的なエロというよりは観念的で濃厚な快楽なのかもしれませんね。縛られたいけど未経験という方は、短時間のソフトな緊縛体験からスタートしてみることをオススメします。

痛いどころか気持ち良い! 世界で活躍する緊縛師・一鬼のこさんによる「緊縛初体験記」

<体はどんどん熱くなり、脳みそがジワジワと何とも言えない感覚に。もしかしたら、今まで「Sだ」と思っていた自分が、慣れない感情と「コンニチワ」したことで頭が動揺していたのかもしれません。わずか数分で完全に動けない状態に。そのまま吊るし上げられ「エッチな体してるね」と恥ずかしくなるような声をかけられた時には、少し呼吸が荒くなっていました。そして、降ろされた時には「もっとされてたい……」という感情を覚え、完全に心身ともに持って行かれました> 

 が、写真集やネットを見て軽い気持ちで縛るのは非常にキケンですので、マネをしないようにしてください。技術も、相手との関係性も、どっちも重要です。安易な緊縛行為で後遺症を負わせることのないよう、練習を積むなど十分な事前準備をして挑みましょう。

SMバー・SMクラブってどんなところ?

 「SMバー」……「SM」を体験したことのない方、SMクラブにも行ったことのない方は特に、その響きだけでちょっぴりドキドキしてしまいますよね。扉を開ければ、ボンデージ(ボンテージ)ファッションの女王様に手を引かれ、拘束&吊るされてムチで叩かれる……という展開を想像している方! 震える必要はありません。

 ウィキペディア情報だと<店内にはムチやロウソクなどのSM道具が用意されており、女性スタッフに軽いプレイを受けることができる。また、監獄などを模したつくりになっている店もあり、それなりのムードを漂わせる。店内のスペースの一角にはショーのためのスペースが設けられていることが多く、ここで定期的にSMショーが行われたりする>なんて書かれていますが、果たして本当でしょうか。

 友人が行ったことがあるという東京都内のSMバーは、こぢんまりとした作りで定員15名ほどのバーだったそうで、唯一ふつうのバーと違うのは、天井に「吊るし」用のフックがついている点だったとのこと。不定期に、そのフックに縄をかけ、ショータイムが開かれるそうです。「店内でのプレイ」に関しては、希望のM男性客やM女性客は、スタッフによりムチで打たれたり、縛られたりできるバーが多いよう(多くの店舗で無料)。基本的に、店内での性器の露出は禁止ですから、セックスがしたいなら別の場所へ移動しましょう。SMプレイとセックスはまた別物でございます。

 実は私も2回ほど西麻布と新宿のSMバーに行ったことがあります。同行した男性が目の前でパンツ1枚になり、女性スタッフによって縛られているのを爆笑しながら見ていた記憶です。入店前は、薄暗い店内で鞭で叩かれて絶叫している人を見守るのかなぁとビクビクもんでしたが、いざ入店してみるとお店のスタッフの方やお客さんなどワイワイと楽しんだ空間でとても楽しい思い出となりました。

 私や友人が訪問したお店がすべてではなく、ワイワイと見ているだけでも楽しいお店や、本格的なSMショーがあるようなところ、客層も新規が多いところもあれば、ディープに嗜んでいる方まで、SMバーと一括りにしても、お店の雰囲気や内容は様々です。初訪問の際には、ネットや口コミでリサーチすることをお忘れなく。

ちなみに、各地でSMクラブ・SMバーなどは多数あり、それぞれカラーは違うと思いますが、まず「どのような体験をしたいか」の目的を考えてみましょう。基本的に「SMクラブ」はお客さんがプレイする場所、「SMバー」はショーを見て楽しむ場所、とされています。まずはSMバーからお邪魔してると面白いかと思います。M女の方で、縛られ(吊るされ)たいし、見られたい! という方は迷わずSMクラブへどうぞ。

「縛っていいよ~」ビアン心も刺激された・SMバー初潜入!

<ママいわく、初来店のお客さん同士が今回のように遊べる日はそんなに多くないとのことですが、ちょこっとでもSMを知るのにはやっぱりSMバーって魅力的ですね! 個人的には、元来のビアン要素と最近マイブームのSM要素の両方が詰まっていて、とーっても楽しかったです♪>

 浣腸・アナル責め・スカトロなどなど、もっとハードなSM希望の方は、性器を出すことはNGとされているSMクラブやSMバーではなく、専用の風俗店で希望のお店を探してみてはいかがでしょうか。

縛りたい! SMの緊縛を習得するには?

Photo by NFGphoto from Flickr

Photo by NFGphoto from Flickr

 

 インターネットで「緊縛講習」や「緊縛教室」と調べると、着衣緊縛の講習や講座のお知らせが書かれているものが数多く出てきます。調べてみると、SMバーなどのお店で緊縛を教えていることが多いようです。初級・中級・上級と分かれていて、料金は2,000円から5,000円くらいの価格帯が主流。緊縛に興味のある方は、気軽に講習を受けられるなら行ってみたいと思うのではないでしょうか。

 しかし、最近増えてきたこのような教室に対して、注意喚起する声もあります。緊縛技術のプロから講習を受けた方が、今度は自分が講師を名乗って他の方に教える場が増えてきている……つまり実際には、まだ誰かに教えるようなレベルではない人、つまり下手な緊縛を教えている教室が増えているということ。これは非常に危険! 縄を掛けてはいけないところを把握していなかったり、人を縛るときの強さなどがわかっていなかったり……。安易な緊縛伝授や調教は、事故につながる懸念があります。ケガだけでもNGですが、命に関わることもあるので、実際に緊縛師の方から講習を受けたい方は、きちんと講師のプロフィールや緊縛師としての経歴を確認することをお忘れなく!

最高峰の緊縛師・有末剛さんに顔面緊縛開発されちゃったキュウ!

<有末剛さんは、70年代後半のSM雑誌の黄金時代に緊縛師としてデビューし、数多くの雑誌や映画の緊縛を担当しているトップ緊縛師。海外アーティストとのコラボレーション経験もあり、これまでの緊縛数が10,000縛を越える大物だキュウ>

 緊縛の講習を開催しているお店のHPをいくつか見てみると、「誰が教えてくれるのか」の情報が掲載されていないお店も多く見受けられました。参加希望の方は、講師はどなたなのか問い合わせをして、その方を調べて安心してから緊縛を学びましょう。

SMに興味あるゲイの人たちが集う場所は?

  SM好きの同性と出会いたい方、つまりSMパートナーを探しているゲイやレズビアンの方が意外に多いようで、自分の要望とマッチングするような相手を専門掲示板などで募集しているものがたくさんあります。興味はあるけどなかなか出会いの場もなく、SM好きで本当は縛られたい願望や、アナルに興味がある方たちが「調教してくれる人」を募集していたりもします。ただ、掲示板は嘘も多く、信頼性の低いものだということを念頭に置くように! ネット経由で募集してパートナーを探すよりも、SMバーやSMクラブに通ったことをキッカケに出会えるのが理想ではありますね。

 SM好きな(やってみたい願望の)ゲイやレズビアンの方たちの間でも、縄で縛る「緊縛」が人気のようです。とはいえ、見よう見まねで縛ってみるというのはとても危険。SMプレイ中に起きる事故の多くは緊縛による拘束状態から発生するといわれており、正しい縛り方を知らずに挑戦することはやめてください。特に緊縛を習っていない男性の力で間違った縛りは非常に危険!(緊縛だけでなく、ムチなんかもそうですね)。

スーツ男子に密着緊縛してわかった「縄はコミュニケーションツール」/美しき緊縛師・芙羽忍に学ぶ『緊縛男子』

<今回は、縄の使い方以外にも「緊縛から繋がる新しいコミュニケーションの形」を教えていただいたような気がします。カッコイイ縄さばきができるようにもっともっと修行したいですね!さんの緊縛講習会もあるとのことなので、読者の方が『緊縛男子』を読みながら実践してわからないところは実際に教えてもらいに行くのもいいと思います>

(大根 蘭)

大根 蘭

365日中365日、24時間中およそ8時間ほどエロいことを考えて生きている女でございます。

Red 一鬼のこ写真集 (マイウェイムック)