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セックス強制、元カノを殺しかねない狂妻に、従順夫がついに反抗!/『奪い愛、冬』第四話レビュー

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三浦翔平、ハマり役かもしれない!(『奪い愛、冬』公式サイトより)

三浦翔平、ハマり役かもしれない!(『奪い愛、冬』公式サイトより)

 “ドロキュン劇場”こと金曜ナイトドラマ『奪い愛、冬』(テレビ朝日系)ですが、狂妻・蘭さんを演ずる水野美紀の怪演(ホラーかよ!?)に圧倒されまくりだった前回は、ただただドロドロの恐怖に支配されキュンキュンしている隙なんかありませんでした。というか、三浦翔平はすぐキレる不安定さだし、大谷亮平は狂妻の言いなりのでくの棒だし、どっちの男にもキュンキュンするポイント一切ないですよね(笑)。制作スタッフもドロ“キュン”させるつもり最早ないと思います。しかも大谷亮平さんの顔がだんだん、テツandトモの赤ジャージで変顔ダンスする方に見えてきてしまい……胸キュンは彼方へ遠ざかるばかり。

 かつて死ぬほど愛した男・信(大谷亮平)と再会した光(倉科カナ)、自分では認めたくないらしいですが、婚約者・康太(三浦翔平)よりも元カレ・信への思いは募る一方です。 “偶然”信がハンカチを忘れたり高熱を出したりして、妻不在の信宅に図々しく上がり込む光、康太が尾行しているとも知らず……。この期に及んで「信さんと再会したのは過去の出来事を整理するため」だとかなんとか言い訳し、口では“私は妻帯者の元カレと過ちを犯す気なんてない”とのたまう光でしたが、その口で見事、信さんからのキスを受け止め、一部始終を狂妻・蘭さん(水野美紀)に録画されてしまいました。細長いクローゼットから「ここにいるよ~」とババ~ン飛び出してきた蘭さんに追い詰められ、光、大ピンチ! ってところまでが前回のあらすじ。さあ四話ではどんな怖ろしい修羅場が繰り広げられるのでしょうか?

▼水野美紀の股間に顔、三浦翔平の絶叫演技が棒でキュンキュンしづらいドロキュンドラマ『奪い愛、冬』/第一話レビュー
▼シャワーシーン多すぎ、ドン引きの三浦翔平フラッシュモブ、束縛妻「排卵日なのにーッ!」の絶叫/『奪い愛、冬』第二話レビュー
▼隅々まで悪役が蔓延るホラードラマ『奪い愛、冬』、鬼気迫る狂妻・水野美紀に圧倒されるニセ野内と倉科/第三話レビュー

浮気キスでも婚約解消には至らず

 最愛の男・信とキスをして、蘭に思いきり詰められた光ですが、まだなお康太と結婚するつもりでいます。光、自分の気持ちが誰に向いているのかちゃんと考えようとしていないんでしょうか……。

 あのキス以来、光のSNS(Facebookでしょうか)には、“天の声”なるユーザーが「こいつは淫乱女」「この女は泥棒」などとコメントを連投し荒らし行為をしていますが、その正体はもちろん蘭さん。光を陥れたい同僚女の秀子(秋元才加)は、蘭さんに接近し、「私に何かお手伝いできることありますか?」と誘導します。蘭さんが「いいもの見せてあげる」と、先日隠し撮りした光と信のキスシーンを披露すると、「ひどい! こういう女には、天罰が必要ですよね?」と秀子。蘭さん「天罰……、いい言葉」。狂女2人、結託……!

 というわけで、まずは光の“淫乱ぶり”を白日の下に晒すべく、康太の実家へ送りつけられたのは「信と光のキス写真」を拡大したパネル。タイミング良く実家訪問していた光、毎回顔を合わせれば酷い仕打ちをしてくる康太の母・美佐(榊原郁恵)からついに結婚を認める言葉を頂戴し「ありがとうございます! 康太さんを幸せにします!!!」と感激してみせたものの(ホントどの口が言うのか)、パネル登場で台無し! 郁恵ちゃんのみならず康太も「何だよこれ!」とブチギレてパネルを破壊、大声で叫び暴れて家を飛び出す始末です。ヤバいのは、居合わせた元カノ・礼香(ダレノガレ明美)に強引にキスをしたうえ突き飛ばすという理性のかけらもない行為をして「なあ光、どんな気持ちだ? ん? 今の見てどんな気持ちだ!? 悲しくなかった!? 悔しくなかった!?」と訴えるところ。ダレちゃん(康太のことが好き)の気持ち置き去りどころじゃない~モノ扱い~ああもう、ダレちゃん可哀そうすぎる。

 旦那のキスシーンを目撃したのに、旦那じゃなく光だけを執拗に責める蘭さんは妊活に余念がなく、体外受精に必要な“精子採集用カップ”を信に差し出します。さらに、もう信と光を会わせなきゃいいのに(いっそ海外移住しなよ)、信・蘭&康太・光の4人で旅行に行くことを提案。蘭に逆らう“権利”を持たない信(ケガの負い目)も本当愚かだなと思うのですが、康太と光もその提案に乗るんだからワケわかりません。「この際だから4人(光、康太、信、蘭)で旅行に行くの。そしたらお互いもやもやしたものも晴れてスッキリするんじゃないかと思ってさ」と、まさに狂った妻の狂った旅行計画。コンペの1次審査が控えているという素晴らしい口実があるにもかかわらず、「行きます、行かせてください」と答える光、相変わらず判断能力がゼロです。「4人で旅行に行けばもう進む道は決まる。だから行くんだ」って、いつもいつも気持ちの整理をつけようとして何らかの行動に出て、結局気持ちが加速するばっかりで、修羅場になったというのに、全然学習していない! 大体こんな狂妻と一緒に旅行に行って、何されるかわかったもんじゃないっしょ。

 キスパネルの一件で婚約解消に直面してもおかしくないと思われた光と康太ですが、それでも両者ともに婚約解消は検討していない様子で、康太はむしろ挙式準備を急いでいます。それにしても勤務時間中に招待状配って回るなんて、部署の人たちにしてみればウザいしドン引きだって。

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