12日の発表と合わせて、公式サイトには「ANDROGYNOS 2017.2.12」というタイトルの映像が公開された。そこにはDIR EN GREYとPIERROTのそれぞれの、これまでのライブ映像やPVなどが写っている。同じ時代に同じジャンルから出てきてド派手に活躍しながら、このように交わらない道をたどってきた2バンドが、ついに7月7日と8日に交わるということを表しているのだろうか。
DIR EN GREYやPIERROTのような確固たる地位を築いていて、信者的ファンも多いバンドだと、対バンをする方がチケットが売れなくことだってある。もちろんそれはワンマンのライブで一組だけを長時間観たいから、という理由などだ。
しかし今回のコラボに関していえばそんな心配はないどころか、ワンマンライブの何倍もの倍率になるだろう。横浜アリーナ2days程度のキャパではとても需要に追い付かないだろうが、果たして今後の展望などはあるのだろうか。
2015年にはLUNA SEAが「LUNATIC FEST.」を主催し、X JAPAN、BUCK-TICK、GLAY、SIAM SHADE、DIR EN GREYらV系バンドに加え、[Alexandros]、凛として時雨などの所謂ロキノン系バンドが出演し、違う畑のバンド同士がまさかの共演。2016年にはX JAPANが「VISUAL JAPAN SUMMIT 2016」を主催し、LUNA SEA、GLAY、HYDE、清春らが集まった夢のフェスが実現した。
だが、今回のDIR EN GREYとPIERROTの濃厚な共演はそれらに勝るとも劣らないものと言えるだろう。
(プラント)
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