4月から放送される連続ドラマ『フランケンシュタインの恋』(日本テレビ系)で、怪物役の綾野剛(35)のヒロイン役として二階堂ふみ(22)が出演することが発表された。綾野剛主演と報じられた時点では大いに期待が高まっていた同ドラマだが、今回のヒロイン発表で一気に期待が薄れている様子。「恋愛ドラマのヒロインなのに、二階堂ふみなんて……」と残念がる声がネット上に相次いでいるのが、なぜなのだろうか。
二階堂と言えば、17歳の時に若くして園子温監督の映画『ヒミズ』で主演を務め、第68回ヴェネツィア国際映画祭では新人賞にあたるマルチェロ・マストロヤンニ賞を受賞しており、演技派というイメージを持っている人も多いことだろう。だが、演技の善し悪しを素人が判断するものではないとはいえ、その演技力が同世代女優の中で突出しているかというと、そこには疑問符がつく。特に昨年放送された連続ドラマ『そして、誰もいなくなった』(日本テレビ系)での演技は衝撃の大根役者と揶揄されてしまった。ミステリー作品だったため、「二階堂ふみのこの棒演技……きっと何か裏があるはずだ!」と勘ぐっていた視聴者が多かったようだが、ストーリー上の特別な意味など何もなかった。
ただ、演技を評価されている若手女優のほうが稀少で、多くは可憐なルックスだったり、逆に親しみやすさで同性支持を得ているのが実状。二階堂がアンチを増やしたのは、2016年からレギュラー出演している『ぐるぐるナインティナイン』(日本テレビ系)の「ゴチになります!」コーナーが大きいかもしれない。
このコーナーでの二階堂の言動に、「負けず嫌いな感じが嫌い」「杏ちゃんと違ってあざとい」「生意気で鼻につく」といった感想を持つ視聴者が多かったようで、ネット掲示板で上記のようなコメントが毎週盛り上がるようになってしまったのである。
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