元フジテレビアナウンサーの近藤サト(48)の夫(55)が20代の一般女性と不倫しており、現在夫婦が別居中であることを2月16日発売の「週刊文春」(文藝春秋)が報じた。近藤は1998年9月にフジテレビを退職し、その2カ月後に歌舞伎俳優の5代目坂東八十助と結婚。坂東には妻子がおり、複数の女性と不倫交際したのち近藤と結婚したといわれ当時は随分バッシングされたものだった。だが2年後には離婚し、2003年に現在の夫と再婚。このとき近藤は妊娠4カ月だった。夫婦には男の子がひとり誕生し、近藤は現在フリーとして活躍しながら母校である日大藝術学部放送学科の特任教授を務めている。
近藤は今回の夫の不倫騒動について文春の取材に対し、離婚の可能性は「ゼロ」と指で数字を作るジェスチャーをしつつ答えていた。だが記事によると、結婚後は夫の所有する港区のマンションで暮らしていたが、2015年には夫がマンションを出て行き、近藤も渋谷区の高級マンションに長男と引越しをした。夫は現在、不倫相手の女性と半同棲生活を送っているのだという。傍目から見れば夫婦としての関係は破綻しているようにも見えるが、離婚はしないとコメントしているからには、すでに夫婦の間で話はついている、ということだろうか。
ところで近藤は、夫がマンションを出たといわれる2015年からアメブロをスタートさせている。何か家庭のことなど匂わす記述はあるだろうかとブログを読んでみたのだが……これは本当に有名人のアメブロなのか!? と驚くほどに硬派なのである。
まず、ブログ収入などハナからあてにしていないといわんばかりに更新頻度が低い。最新記事5つのうち、なんと今年更新されたものは1つ。もう2月も半ばだというのにだ。更新しまくるわりに中身の一切ない記事を連発し続ける川崎希&アレク夫婦とは雲泥の差である。そして有名人アメブロといえば“うっとうしいぐらいの改行”そして“満載の絵文字”がデフォルトとなりつつあるが、そんな慣習も知らんとばかり、近藤のブログ記事には無駄な改行もなく、絵文字もない。ハッシュタグなんてもちろんない。カッコイイぞ近藤サト!
そして内容まで硬派。最新記事「『閑静な住宅街』という怠慢」はこんな感じだ。
「テレビで報道番組を見ていた子供が、ふと
『事件となると、閑静な住宅街に、とか、閑静な住宅街で、とかそればっか言ってるな。他に言葉はないのか。』
と言った。
指摘の通りである。
報道と言え、テレビが長年のルーティーンで培った怠慢に過ぎない。
ドキュメンタリー映像作家の森達也氏は
いつも自分自身に『安っぽい手段で、観る人を誘導していないか?』と問うていると言った。
テレビがこのまま『閑静な住宅街』の怠慢にとどまり続けるなら、テレビの未来は危うい」
近藤の顔を想像しながらブログを読んでしまうことも影響しているのか、かためのドキュメンタリー番組のナレーションみたいな強めの文章だ。短文ながら自身の身に置きかえてちょっと考えさせられてしまう。しかもそこに添えられている東京の街の写真が、90度横に倒れていた。そんなことはお構いなしにアップ。あとから直すこともしていない。近藤サト、明らかに有名人アメブロ界では異彩を放っている。
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