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優しいフツメン彼氏より弱ってるイケメンを取る主人公に「イラッ」/『東京タラレバ娘』第九話レビュー

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『東京タラレバ娘』公式HPより

『東京タラレバ娘』公式HPより

 15日放送の『東京タラレバ娘』(日本テレビ系)第9話。奇しくも放映時間がWBCイスラエル戦(テレビ朝日系)と被ってしまい、平均視聴率は8.5%と初の1桁台を記録。さらには、連続ドラマと言えば最終回の1話前が一番盛り上がる(で、最終回は一番つまらない)のが定説のはずなんですけど、今回は視聴していてただただ腹が立ちました。主人公の倫子(吉高由里子)に!!!

 とはいえ今回、香(榮倉奈々)と小雪(大島優子)は、ものすごい頑張ったんです。まず発熱で寝込んでいる香のもとに、お店(香のネイルサロン)のブログを読んだ涼ちゃん(平岡祐太)がお見舞いにやってきます。先週、香が頑張って振り切った&KEY(坂口健太郎)に「彼女と別れないなら香を自由にしてやれ」って言われたのに。しかし、意志の堅い香は、家のドアを開けずに「こういうの迷惑だから。私たちもう別れたんだよ? 私もう涼ちゃんとは会わないからね」とぴしゃり。さすがの涼ちゃんにも響いたようで「ごめん、悪かった。お見舞いここに置いとくから」と、2人の思い出の品“みかんの缶詰”をドアノブにかけて帰るのでした。

 そして、小雪。お父ちゃん(金田明夫)がぎっくり腰になり、呑んべえを休むことになって小雪ひとりでお店を回すことに。丸井(田中圭)をお店に呼んじゃいまして、丸井は「今日、ずっと一緒にいたくなっちゃった」「うちに来ない?」なんて提案を。はいクズ~。もちろん小雪は「さすがにそれはやらない、ルール違反だよ」と拒むのですが、「最初で最後にするから」と上目遣いで見つめてくる丸井に流され、お邪魔しちゃいます。

 家に入ると奥さんが選んだカーテンが目に入り、奥さんが選んだソファに腰掛け、奥さんが選んだグラスで水を出され、奥さんが選んだベッドで……早速ズーンとする小雪。すると丸井は「小雪さん、見ないで」と小雪の眼鏡を外し、「僕のことだけ見て」とキス。はいクズ~。丸井の捨てられた仔犬のような淋しげでウルウルした瞳も、鼻にかかった可愛くて甘い声も、ぽてっとした唇も、何もかも全部が嫌!

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