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「僕の存在を忘れてもらいたい」イケメンシェフ川越達也の望み、一体何が?

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『川越達也のコンビニ・キッチン』トランスワールドジャパン

 3月23日に発売された「週刊文春」(文藝春秋)が、懐かしい名前を出している。川越達也(44)――上から目線のコメントと、振りまく川越スマイル(目は笑っていなかったけど)で一躍メディアの人気者となったイタリアンのシェフである。深夜番組『お願い!ランキング』(テレビ朝日系)出演で、歯に衣きせぬ辛辣コメントがウケ、イケメンシェフ(イケメンかどうかは大きく意見の分かれるところだろう)として広く世の中に認知され、瞬く間にバラエティ番組にバンバン出演するようになっていった。商品プロデュースやテレビアニメ、ドラマにも出演、歌まで出した(作詞はチュートリアル徳井義実で、お米ソングであった)。

 実は、筆者の知り合いに「理想のタイプは川越シェフ。あんなに笑顔が素敵な人はいない!」と断言していた女性がいた。確かに一時期は、特に女性から支持され高い人気を誇っていた川越シェフ。バラエティ番組のカメラが潜入した当時の彼の自宅はタワーマンションの超高層階で、バスルームはスケルトンだった。食品業界とのコラボレーションもかなり多く、川越達也プロデュースのカフェラテ、惣菜パンなど様々な商品がリリースされた。しかし現在もスーパーなどで見かけるのは彼の顔写真やイラストが入ったキムチぐらいのものだろう。そもそも彼はどうしてテレビで見かけなくなったのだったか。

 2013年にネット大炎上となった川越シェフの「水800円事件」は痛かった。グルメ評価サイト『食べログ』上に川越氏が経営するイタリアンレストランのレビューが掲載された。その中のいくつかに店で出される<水>に対する意見を述べた投稿があったのだ。その投稿によると、どうやら彼のレストランで食事をするといつのまにかお水がサーブされ、そして会計時には飲んだにしろ飲まなかったにしろ<アクア代金>として800円を請求するという仕組となっていたようなのである。この件について川越シェフはインタビューで『食べログ』を「くだらない」とばっさり斬り捨て、さらには「年収300万円、400万円の人が高級店に行って批判を書き込むこともあるが、そういう人たちには高級店の企業努力や歴史がわからない。以前に自分の店が『水だけで800円も取られた』と非難されたが、当たり前だよ!いい水出してるんだもん。1000円や1500円取るお店だってありますよ。そういうお店に行ったことがないから『800円取られた』という感覚になるんですよ」と語った。この発言は瞬く間にネット上で拡散され、「何様のつもり!?」と大炎上。以降、彼の姿をメディアで見る機会は徐々に減っていった。

 ほとぼりも冷めた2016年には『ダウンダウンDX』(読売テレビ・日本テレビ系)に久しぶりに出演し、テレビに出演しなかったのはガラスに突撃し顔面を16針も縫う大怪我を負ったたためで、さらにはこの怪我が原因で顔半分が見たこともないような色に変色してしまったからだと説明。腫れあがり変色した目元を写した写真も公開している。これがかえって、決して炎上のせいでテレビから干されたのではないと釈明するために出演したのだろうという印象を与えたものだ。釈明むなしく、もはや川越シェフのテレビタレントとしての旬は過ぎた。のみならず、「文春」によれば、代官山にあるレストラン「タツヤカワゴエ」は1年以上も休業状態になっているという。

 同誌の直撃を受けた川越シェフは、「僕は皆様に忘れていただきたくて。家庭のことと子育てもありますし。できることなら、世の中の人から僕の存在を忘れてもらいたい」「ブログであまり発信もしていませんし、もう認知していただかなくていいです」とコメント。あのどこから見ても目立ちたがりで出たがりだった川越シェフのコメントとはとても思えない!! 昨年11月に、一般女性との結婚と女児誕生をブログで報告していたが、現在はごく普通の家庭を築いているということなのだろうか。自らテレビ番組にて、20代でソムリエ女性と結婚・離婚、30代で再婚・離婚を経験したことを明かしていたが、今度こそは家庭を大切にするつもりなのか。

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