しかしそんな“デキる女”ブルゾンだが、目下、ネタの“パクり疑惑”で揺れているところでもある。彼女は今年1月、キャリアウーマンネタがウケて一気にブレイクしたが、そのネタで使われるセリフの多くが、ソウルメイト研究家のKeiko氏の著作『Keiko的、本物の愛を手に入れるバイブル 「出会うべき人」に、まだ出会えていないあなたへ』(大和出版/2015)に収録されている文面と同じで、盗用疑惑がかかっているのだ。
たとえばブルゾンのキャリアウーマンネタにある「花は、自分からミツバチを探しに行きますか? 探さない、待つの」「もし、その彼が本物の運命の相手なんだったら、あなたの細胞ひとつひとつが喜びのサインを出してるはずよ。細胞レベルで恋、してる?」。これとそっくりな文章が、Keiko氏の著作にある。「女性は、自分からオトコを探しに行っちゃダメ。探すんじゃない、準備するの。花は自分からミツバチを探しに行ったりはしないでしょ?」「その人がホンモノであれば、あなたの60兆個の細胞がこぞってこう叫ぶはず。『YES, he is!!』」。パクり疑惑が騒がれ出して5日ほど経過したが、ブルゾン側からこの件について釈明する様子は見られない。
ジャニーズとの絡み力で、女性支持を厚くしたブルゾン。このような展開で失速するにはまだ早い。4月からは連ドラ『人は見た目が100パーセント』(フジテレビ系)にもメインキャストとして出演、いっそう忙しくなるだろうが、次に新ネタを披露する際には、パクり疑惑など出ようもないオリジナルな内容で観客を魅了してもらいたい。
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