2015年11月30日放送のラジオ番組『KAT-TUNのがつーん』に田口と中丸雄一(33)が登場し、脱退の説明をした際、田口は「いつかてっぺん取りたいですよ」と語ったことに対し、中丸が「KAT-TUNで取れよ!」と突っ込んだという逸話がある。本インタビューは、てっぺんを取りたいけど“ジャニーズ事務所のアイドル”としてではない、兎にも角にも事務所を辞めたかった、と読めてしまうのだ。
多くのファンが最も心を痛めているのは、KAT-TUNが充電期間中という事実に対し「休止を決めたことは、もちろん僕も実際ノータッチで、3人が選んだことだと思う」と語ったこと。2016年12月放送の『アナザースカイ』(日本テレビ系)に中丸が出演した際、充電期間を取ることに賛成できなかったと語り「でもそれは主観的な考えで、ファンにとっては(脱退は)裏切り行為とも見れるわけじゃないですか。1回、2回じゃなくて3回となると『どうなってるの?』って思う人もいる」と、度重なる脱退の“けじめ”として充電期間を設けたことを明かしていた。田口の脱退を機にグループ活動を休止しているのは明白であるにも関わらず、「ノータッチ」と言い切るとはあまりに無責任すぎる。
ファンの中には「色々といつもの田口くんが露呈されている」「そういや変なところで飾らない奴だったわ」と冷静に受け止める声もあるが、「小嶺麗奈と即結婚してくれたほうがマシだった」「現メンバーの気持ちを考えられない愚か者」「好きじゃなくなった。でも、私が好きだった田口くんまで嫌いになりたくないから、もう何もしゃべらないで」という悲痛な叫びのほうが遥かに多い。
今度どんな活動をするにせよ、ファンの気持ちがわからない今の田口のままでは、芸能界で生き残るのは難しいだろう。
(夏木バリ)
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