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亀梨和也の可愛さが全開!ほのぼのユルい土ドラ/『ボク、運命の人です。』第二話レビュー

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『ボク、運命の人です。』公式webサイトより

『ボク、運命の人です。』公式webサイトより

亀と山Pコンビの息の合ったコミカルなやり取りが面白い『ボク、運命の人です。』(日本テレビ系、土曜夜10時)。第一話視聴率は12.0%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と二桁台にのりましたが、第二話は9.6%(同)と2.4ポイントダウン。『プロポーズ大作戦』の二番煎じじゃん、と思った人がわざわざリアルタイムで見なくてよしと判断したってことでしょうか。

第一話は、女運ゼロのサラリーマン・正木誠(亀梨和也)の目の前にイキナリ“神”と名乗る謎の男(山下智久)が現れて、誠が運命の人・湖月晴子(木村文乃)と結婚して子どもを作らなければ地球が滅びるのだと、セカイ規模の脅迫とハッパをかけてきます。実は子どもの頃から幾度か“偶然”会っている誠と晴子、現在は同じオフィスビルの隣の会社で働く者同士です。素直な性格の誠は早速アプローチを開始しますが、何も知らない晴子に“運命”を連呼するような最悪にきもいやり方だったため、常識的な晴子は当然ドン引き。晴子も結婚願望は強いんですけどね。

誠は、野球部員だった高3の夏、試合でピッチャーを務めるもさよならヒットを打たれて逆転負けしたときに、「よく頑張った! お疲れ様!」と労りの声をかけてくれた相手校の吹奏楽部の女子が晴子だったということに気づき、ますます運命を感じてヒートアップ。しかし謎の男いわく、ライバル出現の気配があるそうです。相手は例の試合でさよならヒットを打った定岡光圀クン(満島真之介)ってことで、誠は「2回も負けるわけにはいなかい」と俄然張り切り出します。空回りしそうだけどね。

ライバルもいい奴

迎えた第二話、オフィスビルのエレベーターで一緒になった誠に対する晴子の反応はつれないものでした。同僚の三恵(菜々緒)的には、晴子、誠のアプローチに一度乗ってみてもいいじゃんって感じですが、 “結婚”を意識している晴子的には「寄り道している暇がない」。

三恵「遠回りが一番の近道ってこともあるからね」
晴子「遠回りが結果的に一番の近道だった人のパーセンテージ、考えたことある?」
三恵「ないよ。そんな暇じゃないよ」
晴子「遠回りが近道だった人なんて超レアケース。大半の人は遠回りをした挙句自分を見失って路頭に迷う」
三恵「じゃ晴子にとっての結婚への一番の近道って何よ?」
晴子「それがわかってたら今歩いてるから~」
三恵「だからね、道を見つけたら怖がらずに一度歩いてみたらって言ってんの」
晴子「あの道は歩かなくても違うってわかるから」
三恵「どうして?」
晴子「それは長年の嗅覚」
三恵「ダメな男を次々と捕まえてきたそのご自慢の嗅覚がぁ~?」
晴子「うるさい」
三恵「その嗅覚がNoって言ってるんだったら、あの人、逆に正解かもよ」
晴子「ちょっと黙っててもらえる」

“遠回り”に対してはパーセンテージで考えるのに、“道”が違うか当たっているかは嗅覚で考えるらしい晴子……。“結婚”を意識して慎重になっているってことプラス、過去の恋愛で負った痛手が根深く残っているようです。

あまり笑顔を見せないキャラの晴子ですが、退社後、高校時代の同級生・定岡クンに呼び止められるとぱぁっと笑顔になりました。定岡クンはヘッドハンティングを経て、現在向かいのオフィスビルの商社勤務だそうです。と、そこへ「こ、こ、こ、こんにちは!」と誠が割って入ってきたうえ、「あの~俺のこと覚えてません?」と定岡クンに訊ねました。すると、定岡クンも誠のことを思い出して、当時のことをペラペラ語りはじめました。

誠から打ったさよならヒットは、定岡クンにとって“公式戦で打った最初で最後のヒット”だったそうです。当時ずっと補欠だった定岡クン、その日もレギュラーのケガ、さらには代打メンバーのケガが重なり、偶然打席が回ってきました。代わりの代わりです。晴子も含めとりあえずみんな期待していなかったし、対する誠はできるピッチャーだし、全然打てる気しなくてどうせダメだろうとバットを適当に出したらたまたま、偶然当たった感じ、野球の神様が微笑んでくれたそうです。そして偶然再会することとなった誠に「今度飲みに行こうよ」と誘う定岡クン、結構面白くていいキャラしてますね。恋のライバルはちょっとイヤな男になりがちですが、このドラマには根っからイヤな奴は登場しないかもしれません。

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