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剛力彩芽が強すぎる芸妓、セーラー服でも違和感なしの安達祐実も怖い/『女囚セブン』第一話レビュー

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『女囚セブン』オフィシャルサイトより

『女囚セブン』オフィシャルサイトより

  先週金曜日23時15分~テレビ朝日系で放送がスタートした、春の金曜ナイトドラマ『女囚セブン』。先日まで筆者は『バイプレイヤーズ』(テレビ東京系)で6人の渋カワなおじさまたちを見てまいりましたが、この春は7人の女性たちを見届けていきたいと思います。最初の30分ほどを見て、“新入り女囚の剛力彩芽が、周りのイジメに耐えながら生き抜く!”的な『家なき子』女囚版になるのかなぁと想像しましたが(安達祐実も出演してるし)、いい意味で裏切られました。

第1話レビュー

 女性に優しい国づくりを提唱する某国政府は、女性刑務所も“開放的で明るい環境をつくるため、服はピンク、塀はどこまでも低く”と改革しており、なんだか胡散臭い感じ。「新たな改革に取り組んでおります!」と議会で熱い演説をする法務大臣・内藤裕次郎(高嶋政伸)は見るからに悪人で、今後何かを企み、悪さをする予感たっぷりです。

 さて、花の飾られた室内に、外ではピンクの制服を着た女性たちがソフトボールを楽しむ姿……。なんとも平和な風景ですが、ここは『花園女子刑務所』。「どんなに塀を低くしても、脱走などあり得ないのです!」と内藤は言いますが、今まさに花園刑務所ではサイレンが鳴り響き、脱走騒ぎが起きています。

 脱走を試みた“野獣”こと山川まお(山崎静代)は、刑務所に入ってきた護送車にはねられました。護送車に乗っていたのは、新たに花園刑務所に収監される受刑者・神渡琴音(剛力彩芽)。刑務官に罪状を聞かれ「殺人どす」と返す琴音は、京都で芸妓をしていた人物です。

 お座敷(接客)中に急に眠気に襲われた琴音、目を覚ますと手には血の付いたナイフを握らされ、そこには絶命したライバル芸妓。当然、殺害容疑をかけられてしまったわけです。懲役5年の刑で収監された琴音に、受刑者たちは冷たく接します。なにしろ「仲間の芸妓を殺した芸妓」との週刊誌情報が知れ渡っている上に、まおの脱獄を邪魔した奴としても琴音は注目の的なのです。

刑務官に案内された先は、これから生活する“共同室”。部屋の中では以下6名の女囚メンバーが琴音を迎えいれます。

悪徳政治家の謎多き秘書 「ヅカ」 :楠瀬司(山口紗弥加)

夫殺しのシングルマザー 「元ヤン」:市川沙羅(トリンドル玲奈)

遺産目当ての後妻業   「エロ女」:津田桜子(平岩紙)

患者殺しの全身整形看護師「ナース」:矢島千鶴香(橋本マナミ)

老々介護で夫殺し・最高齢「ウメボシ」:平塚うめ(木野花)

無銭飲食を繰り返す情報通「食い逃げ」:坂本奈津(安達祐実)

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