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男性不信と結婚願望の狭間。憂い顔のヒロイン・木村文乃/『ボク、運命の人です。』第三話レビュー

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ぴーやまの出番が少なくないですかっ!?/『ボク、運命の人です。』公式webサイトより

ぴーやまの出番が少なくないですかっ!?/『ボク、運命の人です。』公式webサイトより

土曜ドラマ『ボク、運命の人です。』(日本テレビ系)第三話放送の平均視聴率は、9.2%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)。9.0~10%前後で安定しそうな気配がしますね。

主人公の誠(亀梨和也)は“運命の女性”であるはずのヒロイン・晴子(木村文乃)にアプローチを繰り返すも空振り続きでしたが、第二話終盤でようやくマシなアピールをすることができ、少しは悪印象を払拭できたかなぁというところ。しかし、自称「神」を名乗る謎の男(山下智久)が言うには、誠のライバル・定岡クン(満島真之介)は人生最大のモテ期を迎えており、晴子も今のところ定岡クンに好意的な興味の矢印を向けています。何も知らない定岡クンが、戦々恐々している誠を朗らかに「飲みに行こうぜ」と誘ってきたので、どんな飲み会になることやら……と期待しつつの第三話、はじまりです。

【第一話】“クールなサバサバ女子”設定の木村文乃は、つまり常識的な女性ヒロイン
【第二話】亀梨和也の可愛さが全開!ほのぼのユルい土ドラ

親だけは誠の味方っぽい

誠・定岡クン・晴子・三恵(菜々緒)の男女2:2で飲み会スタート。定岡クンのことは「見慣れた物件」、誠のことは「悪い人ではないと思う……でも正直よくわからない」な晴子。のんびりしている晴子を見かねた三恵は、2人のうちどちらが晴子にふさわしいかを見極めようと考えます。結婚願望は強いのに、いざ選択する場面となると今ひとつ煮え切らない晴子、確かに三恵じゃなくても見ていてもどかしいです。

飲み会の最中、誠はほとんど相槌しか打たないし、晴子とは食の趣味も合わないし、会話もぎこちない、おまけに三恵を怒らせる。他方、定岡クンは気が利くし、場の雰囲気を盛り上げるし、優秀。三恵のジャッジが定岡クンを「アリ」、誠を「ナシ」と判定したのは言うまでもありませんね。

意気消沈して帰宅した誠に、謎の男は「晴子の趣味を理解するためにクラシック100曲の曲名と作者名を覚えよ」、と指令を出してきます。晴子は元吹奏楽部ですからね。素直な誠は通勤中もヘッドフォンをしてクラシック音楽を聴きますが、その頃、隣の会社では三恵が「定岡クンで間違いないから」と晴子に進言、誠のことは「ないわ~」とバッサリ。やっぱそうですよね~。

ひょんなことから、ヘッドフォンから流れるクラシック曲が、その後の自分の状況とシンクロしているようだと気づいた誠(神の仕業なのかしら)の元に、晴子の父・湖月大地(杉本哲太)から連絡がありました。第二話で、誠は晴子父の働く会社とウォーターサーバー設置の契約を結びましたが、今度は晴子母(石野真子)が自宅への設置を検討しているそうです。お義父さんは実直な誠にメロメロ状態、続けてお義母さんも攻略しちゃうんでしょうか。翌日の夕方に湖月家に出向くことになった誠はその予定をあらかじめ晴子に伝えておきたかったのですが、誠は晴子の連絡先を知りません……。「聞いたところで教えてくれるとは思えない」と言い訳する誠に、謎の男は「チャレンジもしていないのにそういうこと言うのは絶対ダメッ! もし教えてくれなかったとしても、連絡先渡すことぐらいはできたはず!」と容赦ありません。まあ確かにその通りですな。

翌日、誠は自分の連絡先を書いたイエローカードをポケットに忍ばせて湖月家へ。誠が娘と面識アリとは知らない晴子の両親は、しきりに晴子の写真を見せてきます。よほど一人娘が可愛いようですね。5歳の頃の誠と晴子が映った写真(海水浴場で初めて出会った)も見せられ、誠が「そこに映っているのは自分だ」と白状したりしているうちに、晴子が帰宅。誠は不信感をあらわにする晴子に平謝りしたうえで、「娘と知り合いなの?」とビックリする両親にも、隣の会社同士で信じられない偶然が重なって知り合いに……という事情を説明しまして、理解してもらいました。晴子父と母も呑み込んだわけですが特に腹は立ててない様子でしたねぇ。娘と面識あるなら最初にそう言えよって、イラっとしてもよさそうなのに。誠はここぞとばかりに晴子に連絡先を渡そうとしましたが、あたふたしちゃって失敗に終わりました。まだ進展しない誠の運命の恋。

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