現在、裕翔くんは沢尻エリカさん主演のドラマ『母になる』(日本テレビ系)に児童福祉司役で出演中。「仕事に熱心な男なんだけど、いろいろと闇を抱えている役。初めてのキャラクターだから難しいけれどやりがいがあります」と相変わらずの生真面目コメントを連発。でね、同ドラマにはエリカさんの息子役として関西ジャニーズJr.の道枝駿佑くんも出演してるじゃない? 初ドラマに挑んでいる14歳の道枝くんに『野ブタ。~』の頃の在りし日の裕翔くんを重ねて見てしまったんだけど、この2人、初対面の時からどう見ても道枝くんのほうがドンと構えていて、ちょっと心配だったのよ。裕翔くんは「亀梨くんや山下くんが見せてくれたように、今度は僕が道枝くんに背中を見せていかないと」と意気込んでいたんだけど、いつまで経っても自分が前にというタイプではなくて。先日、同局『シューイチ』に裕翔くんと道枝くんが出演した時にも、「憧れの先輩は?」と聞かれて道枝くんったら、中丸雄一くんと裕翔くんの間に挟まれつつも「山田涼介くんです」と答えてて笑っちゃったわ。他のインタビューでも前から山ちゃんの名前をずっと挙げていたんだけど「正直に言わないとダメかなと思って」って悪びれもなく癒し系の可愛い顔で言うもんだから、周囲の大人たちを「そうだよね~」って納得させちゃって。すでに嵐との共演も果たしてるし、道枝くんは裕翔くんたちと同様、大化けする可能性大の恐るべき14歳なのかもしれないわ。
裕翔くんはJr.時代からさまざまなドラマに出演して順風満帆なまま2007年にJUMPになって、山ちゃんとの“2トップ”売りで人気を爆発させていったの。デビュー当時は2人ともまだ背が低くて少年っぽさ全開。コンサートでも山ちゃんと裕翔くんがすれ違うだけで「キャー」の大合唱で、すごい人気だったのよ。それがいつの間にか裕翔くんだけ背がニョキニョキと伸びちゃって、いつしか山ちゃんの隣には知念侑李くんがいるようになって、裕翔くんはちょっと後ろに下がって真ん中に入ったり。山ちゃん、知念くん、裕翔くんの三角形が出来上がって、ファンのみんなは何だかザワザワ。まぁ、今はそこにまた伊野尾慧くんという“遅れてきたヒーロー”が参戦してきたから、グラビア撮影なんかでの位置決めはデリケートというか、あれこれ気を使わなくちゃいけなくなって、ちょっと大変になってきたんだけどね。
ファンの皆さんも「何だかおかしいぞ」と思い始めた時があったと思うんだけど、JUMPは山ちゃんという“絶対的なスター”がいて、そこに裕翔くんがいて最強の組み合わせが存在してたんだけど、自然の摂理なのに身長が伸びたことで裕翔くんの立ち位置が変わっていったのは、切なすぎる出来事だったわよね。ましてや山ちゃん、知念くん、裕翔くんは堀越高等学校の同級生で、中野サンプラザで行われた卒業式にも多くのマスコミが集まったし、“仲良し3人組”で話題を提供してたものね。確かに3人で励ましあって卒業を迎えたみたいなの。仕事の合間に眠いのを我慢して登校してたしね。