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「日本の男はクズどす」「クズとの結婚は事故」カメラ目線で断言、剛力彩芽ドラマが直球すぎ/『女囚セブン』第三話レビュー 

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『女囚セブン』オフィシャルサイトより

『女囚セブン』オフィシャルサイトより

毎週金曜日23時15分~テレビ朝日系で放送中の金曜ナイトドラマ『女囚セブン』。前回、「うちは、この塀の中で最後まで戦いますえ」と宣戦布告した琴音(剛力彩芽)。攻撃&救いの言葉で着々と女囚メンバーをひとりずつ取り込んでいく琴音に業を煮やしたのか、第三話にして早くも、今まで女囚メンバーに陰で指示をしていたベテラン女性刑務官が自ら動き出し、最低の行動を繰り返します。冷静にかわしてきた琴音、今回はどうする?

第1話:剛力彩芽が強すぎる芸妓、セーラー服でも違和感なしの安達祐実も怖い

第2話:無敵の全能感がスゴイ!剛力彩芽の可能性を感じさせる座頭市タップ

不気味で恐怖。ベテラン女性刑務官

 刑務作業のペンキ塗りに取り掛かる女囚セブン。「そこのペンキ全部運べよ! モタモタしてっと、ぶっ殺すぞ!」と琴音に仕事を押し付けるのは、夫殺しのシングルマザー「元ヤン番長」こと市川沙羅(トリンドル玲奈)です。番長というにはやっぱり迫力が足りないのですが、ルックスのか弱さをカバーする演技力もないので仕方ありません。一方で、「エロ女」桜子(平岩紙)はすっかり琴音へ信頼を寄せ、素早くペンキ運びを手伝うわ、沙羅の攻撃から何かと琴音を守るわ、しもべのごとく尽くしちゃっています。

 作業中、ベテラン刑務官・百目鬼幸子(宍戸美和公)が1枚の紙を沙羅に手渡しました。そこに書かれていたのは<美容師国家試験についてのご案内>。「わざわざ百目鬼が渡しにくるなんて珍しいね」と奈津(安達祐実)が漏らすと、琴音は敏感に何かを感じ取りました。さすが勘の鋭さは侮れません。

 夫を殺した殺人罪で服役している沙羅には子供がいますが、今は元夫の親が養育権を持ち子育て中。試験に合格したら刑務所に娘を呼び寄せ、髪をカットしてもいいと許しを得たそうで、出所後は手に職をつけて養育権を取り戻そうと職業訓練ではひと一倍努力をしていたといいます。え、でも義両親ってつまり息子を殺された親ですよね……よく交流続けてますね。試験直前、緊張で弱腰になった沙羅ですが、試験終了後には実技もテストも全部できたと喜びの笑顔。そこへ百目鬼が現れ、なにやら耳打ち。今回、琴音を探るための指示を受けたのは、娘に会いたい気持ちを利用された沙羅です。

 その晩、ハサミが所定の場所から無くなり、緊急身体検査だと刑務官が回ってきます。予想通り、ハサミは琴音のカバンから見つかります。琴音を懲罰に導くため、沙羅がベテラン刑務官に指示された行為でした。琴音が閉じ込められた場所は、「なぜハサミを盗んだ~芸者殺し~」と百目鬼の声がスピーカーから聞こえる、気がおかしくなりそうな部屋。数日間、このスピーカー攻撃と、まともに食事も与えずに琴音の意識を朦朧とさせる作戦でした。疲弊した琴音に百目鬼は「ひとつでも話せば許してやろう」と、芸妓殺しの真相について訊ねますが、琴音はもちろん口を割りません。と、拳に “ナックル”を装着した百目鬼は、「チェストォォォーッ!」と絶叫しながら琴音の顔面に何発も拳を打ち込むという拷問開始! 悪人すぎる。それでも琴音は「あんたはん、いずれ酷い目にあいますえ」と微笑みます。やはりこっちもこっちで強すぎて怖い!

 琴音から何か引きだそうと必死な百目鬼は、次の作戦に出ます。沙羅を呼び出し「娘に会いたかったら事件のことをしゃべらせろ。隠しマイクで盗聴する」と再度、指示を出します。何としても娘と会いたい沙羅は従うしかなく、琴音を呼び出しますが、呼び出された部屋にコンセント一体型の盗聴器が仕掛けられていることを目ざとく見つけた琴音は、「なんや急に眠とうおす」とあくびをしたと思ったら超スピードで沙羅の口を塞ぎ、別室へ連行、いよいよアメムチタイムでございます。

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