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視聴率低迷の原因は二階堂ふみの棒演技ではない?/『フランケンシュタインの恋』第四話レビュー

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『フランケンシュタインの恋』公式HPより

『フランケンシュタインの恋』公式HPより

 14日放送の『フランケンシュタインの恋』(日本テレビ系)第四話視聴率は、前回から0.4ポイント低下の8.0%だったことがわかりました。ネットでは、視聴率が奮わないのは「二階堂ふみの棒演技のせい」なんて言われていますが、単純に脚本が面白くないからだと思います。物語うんぬんではなく、綾野剛のエロさと可愛さを拝むためのドラマなわけで、二階堂ふみ演じる津軽継実は、深志研(綾野剛)に感情移入して見ると本当にイラつく女の子。あえての棒演技が嫌とかいう以前に、好かれるわけがないんですよ。

 今回は、そんな2人がお散歩するシーンから始まったのですが、横断歩道を渡れば前を歩く園児の真似をして手を上げる研さん。継実に「散歩」という言葉を習えば、「サンポ? 散歩楽しいです!」と笑う研さん。ショッピングモールで洋服を選べば、何種類も試着しては継実に首をかしげられ、いつもの服に着替え直すと「しっくりきますね!」と言われて何も買わず仕舞い。結局買えなかったのにニコニコ笑う研さん。継実の大学へ行き、「昔、私(=継実)と同じ病気で死んだ母と一緒に手を合わせてた」という敷地内のお地蔵さんに目をつむって手を合わせる研さん。継実が、お地蔵さんの隣に生えている“いつ来ても花が咲いてない木”を見て「ここに来るたびに思うんです。私ももうすぐ枯れるんだって」とメンヘラ発揮すると、眉をハの字にした切なげな顔でたたずむ研さん……他、開始10分は研さんがただただ可愛い時間でした。大満足です。

 その夜。研さんが再度ラジオにメールを送ると、翌日、作業場に稲庭先輩(柳楽優弥)と継実が来ていた時にまたメールが読まれました(先週ラジオをクビになったはずの天草ですが、前回の研さんのお悩み相談にリスナーから大反響があり、続投することになりました)。今回の相談は「恋をすることができました。でもその人は治らない病気で悩んでいます。大事な人の命を守るにはどうすれば良いのでしょうか?」というもの。天草(新井浩文)が回答を求めて突撃したのは、『運命は自分で変えられる』なる本の著者という継実の大学の教授・鶴丸(柄本明)! 鶴丸教授が「相手を喜ばせることです。楽しませることです。もっと長く生きたいと思うようにその力を引き出すことです。相手に生きてほしいと願うことです。恋の力は相手の遺伝子を変えることができる!」と熱弁すると、天草は「フランケンシュタインさん、相手を喜ばせて笑顔にしてください。心から革命を起こしてください!」とエールを送りました。

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