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ヌーディスト=ドスケベ変質者ではない! 性器の露出と性的アピールの違い、“思わず勃起”は許されない

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みんなうまいこと隠してるなぁ~

みんなうまいこと隠してるなぁ~ Instagram「#worldnakedgardeningday」

5月第一土曜日(今年は5月6日でした)は何という記念日かご存知ですか?

「世界裸園芸の日」(World Naked Gardening Day

 「裸園芸」響きだけでもとっても興味深いわけですが、何をするのか。その名の通り“全裸でガーデニング”をするのです。何かイベントを開催・参加するわけではなく、それぞれが想いのある庭で全裸でガーデニングをしよう! という日。

 実はこれ、作家であり、自然の動植物を観察・研究する自然愛好家“ナチュラリスト”のマーク・ストーレイさんが2005年に制定した記念日。「全裸で外に出て~」と聞くと、ニヤニヤとエロい想像をしたり、いかがわしいイベントだと思う方もいるかもしれませんが、違います! その背景には「自分の身体を受け入れることや自然環境との関係について健全な感覚へと向かうことが必要」「人間であること、そして地球の一部であることを思い出す時間」という理念があるそうです。これに賛同した世界中の老若男女が、Instagram「#worldnakedgardeningday」のハッシュタグを付けた全裸ガーデニング写真が続々と投稿されています。

男性の葉、長くない? 

男性の葉、長くない? Instagram「#worldnakedgardeningday」

もちろん「ガーデニング」作業をしますから

もちろん「ガーデニング」作業をしますから。   Instagram「#worldnakedgardeningday」

 まだまだ日本では認知度の低い記念日ですし、日本の畑でやる人がいたら「裸=いかがわしいもの」として公然わいせつ罪で逮捕されるかもしれません。制定したマークは「ガーデニングは水泳の次に、家族で裸でできる活動」と発言していますが、共感する日本人は少ないのではないでしょうか。水泳も水着を着て泳ぎますし。そういえば、アメリカ留学していたころ、近隣のプールつき住宅のおじさんが、隣の家から見える可能性も大きいのに全裸で泳いでたなぁと思い出しました。

「世界裸自転車大会」(World Naked Bike Ride

 これもまた日本では馴染みがないですが、世界中で毎年開催されている(日時は国によって異なります)全裸イベント。

 2004年からはじまったこのイベントの目的は、自動車文化や石油を必要以上に消費し、依存していることへの抗議と、「人間は裸でも生きていけるし、移動できる」ことをアピールするためです。イベント当日は、男女問わず裸で自転車に乗り決められたルール・マナーに基づいたコースを走ります。必ず全裸でなければいけない、というわけではなく、下着姿やボディペイントを施していてもOK。ただ、参加者の大半が全裸のようですが。

 今では世界中にその活動を広げており、世界全20カ国70都市以上で開催されている世界規模のイベントなんです! ですが、まだ日本で開催されたことはないようです。

“裸にリュック”ってなんだか可愛い Photo by Chris Sampson from Flickr

“裸にリュック”ってなんだか可愛い

Photo by Chris Sampson from Flickr

裸に靴下&シューズは滑稽 Photo by Gary Stevens from Flickr

裸に靴下&シューズは滑稽

Photo by Gary Stevens from Flickr

 過去、イギリスで開催された同イベントは、周囲がザワついたチン事件が起きたこともあります。あくまでも自動車社会や環境問題へのメッセージをこめて、「美しく、安全に、肉体的な健全さをもって伝える」イベントで、もちろん性的な言動はNGなのですが、ひとりの男性が勃起してしまったのですね。スタート直前に、主催者側は男性が勃起していることに気付き、ズボンを履くように促したものの受け入れなかったそう。最終的に警察官に連れ出され失格っ! その場に居合わせた女性は「その男性だけ“発情”していて恐ろしい光景だった」と話しています。そう、全裸は自然なことであり“エロ”ではなく、人々は情交目的で集っていません。だから発情の証である勃起はその状況にはそぐわないのです。なんでもかんでも「裸=エロいものだ」と認識しているような人には、わからないかもしれませんが。

日本人も裸になりたい人が殺到していた

 ここ日本にも、昨年7月にNO情交目的での裸スペースが誕生しています。東京都・港区にオープンして話題を呼んだ裸のレストラン「THE AMRITA」です。完全全裸で入店する他国の店舗とは異なり、日本では全裸ではなく小さなショーツやTバックは着用必須(年齢制限・体重制限アリ)ですが。

 オープンからずーっと予約が埋まりっぱなしで、現在は東京・京都・大阪・名古屋に店舗があるそうですが、いずれも予約殺到だといいます。裸で食事するとか、たるんだお腹(食事でさらに膨らむ)やニオイなどの生理現象が気にならないのか、個人的にはちょっと気になってしまいます。「THE AMRITA」のホームページには、<神々に近い自然なスタイルで楽しんでほしい><自然なスタイルで食事を楽しみ、真の解放感を味わってほしい>とあります。神々は全裸なんでしょうか。人類の潜在意識には社会化されていない生まれたままの姿で生活したい願望があるのでしょうか。神々に近づきたいのでしょうか。それか、単純に筋骨隆々でパンイチで接客してくれる外国人男性スタッフが目的でしょうか。

大根 蘭

365日中365日、24時間中およそ8時間ほどエロいことを考えて生きている女でございます。

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